《狐と狼》

《狐と狼》　２話

この作品ハマったのでこっちから先書きます！

そしてこの作品大好評！！ありがとうございます！

後ちょっと聞いてくださいよ！

小学6年生の国語の『帰り道』っていう物語があるんですけど

友情系なんですけど私どうしてもBLにしか見えないっていう・・・

めっちゃ良い話なので見てください！！

俺の名前を呼び、狼達から祖母様と呼ばれた人

それは、俺のおばあちゃん

みんな愕然としている

だけど、おばあちゃんなんだ。本当に

そう、この声は聞き覚えのある声だ

涙が止まらない

これが、感動の再会というやつだと思う

もう全てぶつけるように、おばあちゃんに言う

「狼達と住むより俺といた方が絶対良いだろｯｯ」

全てをおばあちゃんに伝えた

なぜかそれで安心したんだ。

祖母様の挨拶だけのはずだったのに

いろいろのことがあった

今はヨイチが寝てしまったから空いている部屋で寝付けさせている

久しぶりの孫と会えて祖母様はどう思ったのだろう

それが一番気になった

祖母様の質問に戸惑ったが

ヨイチと出会った時のことを全て喋った

祖母様もここで住むことを許してくれた

それが嬉しかった

そしてもっとヨイチのことが知れる＿＿＿

この質問は多分、ここにいる全ての奴が感じたことだろう

そして俺も気になる

自分を守るための嘘ってことか・・・？

おかっぱも、正当な答えが返ってこなくて戸惑っているのだろう

「精神的に病むだろう」

そこから俺たちはヨイチを知るために質問を投げ続けた

初めて会う人のことなのに、なぜか俺は結構興味を持っていた。

そのことが、ちょっと心残りだ

この感情はなんだろうな

そこからみんながまだヨイチの心配をしながら帰っていった

そう言って俺に持した物にびっくりしたが

俺はこれもヨイチのためだと思ったから

喉から出るような声で言った

重大な仕事だと感じた

深夜21時

祖母様から渡された＿＿＿をヨイチに飲ませる

深夜0時

ヨイチの寝顔に涙が溢れた

俺はヨイチの涙を拭った

朝6時

あいつらが起きてきた

別に、どうでもいいことだ。

だが、2人だけだった時のことを今恋しく感じた

朝9時

ヨイチの護衛を赤髪に任せ、俺はヨイチの朝飯を狩りに行く

昼11時半

ヨイチが起きる時間だと感じ、全員を部屋に戻した

12時

ヨイチが起きた＿＿

無事起きてくれた。よかった

ヨイチがこっちに敵意を向けてくる

もう気づいたか、と俺は思った。

そう。祖母様が俺に渡したもの、それは

睡眠薬

俺はヨイチの頬に手を当てた

そう。祖母様はヨイチのこと第一で考えてらっしゃる

ﾋﾞｭｩｯｯ

その時、外から猛烈な風がふすまを破ってきた

必死にヨイチを後ろにやる

バァｧﾝｯｯ

俺は床どん状態だったが

今はそんなこと考えない

は？

ヨイチの頭巾が落ちたんだ

そこに見えた人間ではないもの＿＿＿

俺が昨日連れてきたやつを俺は人間だと感知していた

だが、頭巾の下にあったもの、それは

ふわふわとした耳を持つ

狼と人間のハーフだった。

「ヨイチはこの隠し事をバレたら、精神的に病むだろう」

どうすれば・・・

ヨイチの頭巾