テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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私の母の死12.13

第1話 - 12.13

201

2025年01月06日

#12.13

ぴよねき

ぴねき

こんにちは。

ぴねき

またまたしばらく投稿してなくてごめんなさい。

今回133タップ、約5000文字の暗い話です。
それでも良い方だけどうぞ。

そしてこれは忘れることは絶対ないですが
私が一応忘れないための小説でもあります。

ぴねき

色々用事もあったし何よりは1番、

ぴねき

私の母が急性心不全で亡くなったんです

ぴねき

12月15日日に見つかりました。

ぴねき

私はいま中学1年生で小学五年生からおばぁちゃんの所に住んでいました。精神的な問題で。
父も5年前から一緒に住んでいません。でも時々会う機会はありました。
それまで母は1人で家に住んでいました。

ぴねき

おばぁちゃん家からお母さんの家までほんとすぐに行けるんです。1分もかかりません。

ぴねき

毎日1時間〜2時間はお母さんと過ごしました

ぴねき

猫を4匹飼っているんです。

ぴねき

それのご飯を上げたりお掃除をしてからゆっくり過ごしているんです。

ぴねき

凄くちょっと前までは仲良く話したり色々してました
冬休みも色々約束しました。

ぴねき

でも

ぴねき

最後の最後に喧嘩してしまいました。

ぴねき

そして喧嘩してしまってもう誰も来ないでって言われました。
たまに喧嘩するのでこうゆうことはありましたが誰も来ないでまではあまりありませんでした。

ぴねき

その２日後には荷物が届く予定でした。それがいつ来るのか分かりませんでした。

ぴねき

不在が入っていたので連絡を入れました。

ぴねき

でも既読もつきませんでした。

ぴねき

怒ってるのかなって思っていました。

ぴねき

いつものように掃除をしに行きました。

ぴねき

でも母の所に行く勇気がありませんでした。
母を余計に嫌な気持ちにさせてしまうと思ったから。

ぴねき

それをまた次の日も母を見に行きませんでした。

ぴねき

おばぁちゃんや叔母にもまた見てないの？って言われました。
でも、そんな勇気がない……
何度も見に行こうとは思いました。
母色々な病気があってすぐパニックになってしまったり誰かがいると感じたりしてしまう病気もありました。
なので部屋のドアに鈴をつけました。
ドアが開かない限り鈴はなりません。風も当たりません。
けど鈴の音が聞こえたので大丈夫かなと思ってしまいました。
でもよく思えばドアの音は聞こえませんでした。
叔母もあまり信じていませんでした。

ぴねき

その後私はお風呂に入りました。その時おばぁちゃんが心配だから見に行くと言って行きました。
そして叔母の携帯が鳴りいきなり「死んだ？！」なんて大声出すからびっくりしました。
でも、そう言う悪ふざけはよくするので正直信じていませんでした。
病気の事も、よく分かってなかったから。

ぴねき

急いで上がって服に着替えました。

ぴねき

そして鍵渡して！って言われたので渡しました。
ちょっとでも心配なので行こうとついて行こうとしましたが「待ってなさい」って言われたので
仕方がなくドライヤーをして待っていました。

ぴねき

でもやっぱり心配なので家の前まで行きました。

ぴねき

母の声が聞こえました。

ぴねき

泣いている声でした。

ぴねき

すごく泣いている声でした。

ぴねき

でもちゃんと生きてるってことが分かって少し安心して帰りました。

ぴねき

家で待っていると次は救急車の音が聞こえてきました。

1台じゃない。そしてものすごく胸騒ぎがしました。

ぴねき

やっぱり母の家の前に止まっていて救急隊員の人が中に入っていくのが見えました。

ぴねき

母の泣く声がずっと聞こえます。

ぴねき

よく救急車に運ばれることは多かった

ぴねき

入院も昔からよくしてた。

ぴねき

10月も入院してた

ぴねき

また体が動かなくなってしんどくなったのかなって思った。

ぴねき

いつもならすぐ降りてくるのに全然降りてこない

ぴねき

ドアも空きっぱ

ぴねき

救急隊員2人はずっと話してる

ぴねき

やっと叔母が降りてきた

ぴねき

待ってなさいって言ったのに。
帰ろっか。

、何があったの？

事情は後で話すよ。

（いっつもそれ……）

ぴねき

叔母の電話が鳴りました

そして1度家に帰りまた母の家に向かいました

向かっている時叔母にこう言われました。

覚悟して聞いて。

ぴねき

……？

ぴねき

「ママ亡くなった。」

ぴねき

ぇ？

ぴねき

それ聞いた途端もう涙ボロボロよ。

階段を上る時に叔母がここで会うのは最後だよ。

そんなの聞きたくなかった。

ぴねき

でも。会いたかった

ぴねき

部屋に入って母の姿が目に入った

ぴねき

その途端もう叫んだ。声がかれるぐらい叫んだ。
涙持たきのように流れてくる。
受け止めたくない
自分の母親が亡くなったなんて。

ぴねき

ごめんなさいってずっと叫んだ。

ぴねき

子供の私でも分かった。

ぴねき

時間結構経ったんだなって。

ぴねき

唇もかなり、紫を超えて青白い。
手の指先も紫。
指が人差し指と親指以外完全に曲がってる。

パッと見2日って事もわかった。

1人でずっとこの寒い部屋で2日間もこの状態でいたんだって。

ものすごく冷たかった。

いつも母の手は少し冷たかったけどその日は1番、ほんっとに冷たかった。

左目は緩んでほんの少しだけ目が開いてた。

でも一つだけ安心した。

ぴねき

苦しまずに亡くなったんだなって。

ぴねき

苦しそうな顔もしてない。
なんなら少しだけ。
ほんの少しだけ笑ってるようにも見えた。
どんな夢を見てたんだろう。
いつもどうり寝てる感じ。

ぴねき

涙止まらない

ぴねき

寂しいよ。実際本当に腰抜けたし足が震えて立てなくなった

ぴねき

冬休みずっとお泊まりしてずっとそばに居るって約束したのに。

ぴねき

でもごめんなさい。
また一緒に暮らせるかな？って答え。はっきり返してあげれなかった。

ぴねき

後悔しか出てこない。

ぴねき

ごめんなさい。身近にいたのに。

ぴねき

ごめんなさい。ごめんなさい。

ぴねき

仲直りできなかった

ぴねき

仲直りしてまたお話したかった。

ぴねき

家の前から聞いた声は母の声じゃなくばーばの声だとわかった。

ぴねき

ばーばやみんなが

あんた1人で見つなくて本当に良かった……

ぴねき

……早く見つけてあげればよかったって思っちゃうよ。
でも自分一人で見つけてたら、どうしてるんだろうな、

ぴねき

パパもきた

ぴねき

ママ。3人揃ったよ。

ぴねき

久しぶりだね。

ぴねき

でも。こんな形では会いたくなかった。

ぴねき

パパはずっと抱きしめてくれた。

ぴねき

警察も来て、多分ないけど一応事件性が無いか調べたり部屋中写真撮ったりお薬手帳や色々出したりした。

ぴねき

お部屋大掃除初めて綺麗にしたのにちょっと荒らされちゃった、笑

ぴねき

ママも警察に預かられみんな解散した。パパと自分2人きりなった。

ぴねき

静かだ。

ぴねき

パパが泣くの堪えて「ママの宝物探しに行こっか！」って言ってくれた。

ぴねき

色々あったよ。

ぴねき

サマーサのネックレスや指輪色々。
結婚指輪の箱も見つけた。
パパはパソコン音痴なのに頑張って結婚指輪の箱を開けたら音楽が鳴って7〜8枚位の写真が流れるようになっている。

ぴねき

でも壊れちゃってるみたい。
そして指輪も無い。

ぴねき

下に降りた。

ぴねき

カバンの中とかも見た

ぴねき

小さな茶色で汚れたボロボロな巾着がでてきた

ぴねき

中に入ってるのは五円玉とお守りらしき小さな物と結婚指輪。2個とも

ぴねき

パパのも預かってたみたい。
ママがお守りー！って言ってずぅっともってたみたい。

ぴねき

その後コンビニに行って飲み物買ってその後どうするか話してホテルに2日間泊まった。
2人か。寂しいな。
思い出話とかしたり写真みたり色々した
パパがママと出会った時から私が2歳の頃までの小説を見つけたらしい。
それを書いた理由は
ママが「記憶が無くなってしまうから小説を書いて欲しい。」と言ったらしい。

ぴねき

ママがどんな人か昔はどんな感じだったか色々見せてもらった

その小説はママしか見てなかったらしい。

ぴねき

もうその頃の時間は3時過ぎ。
一向に眠れなかった。結局1時間しか寝なかった。

ぴねき

朝になってご飯食べに行った。
ママが好きな喫茶店
よく行ってたなぁ……

ママの棺に入れてあげるものを買いに行った

ぴねき

ママはローズの香りのキャンドルが好きらしい。でも売ってなかった、笑

ぴねき

その代わりジェル製の可愛いハートの形で中にお花が入ったロウソクを買ったよ。

ぴねき

おまけに人の形のロウソクも貰った

ぴねき

ホテルに戻って夜までボーッと考えてた。

ぴねき

夜になってご飯屋さんに行った。
ママが｢お肉たべたーい！肉ぅ肉ぅー！｣って、言ってたからお肉食べに行ったよ、笑

ぴねき

結婚記念日の日食べさせてあげれなかったからやっと食べさせてあげられるよ……ってパパが言ってた。

ぴねき

帰ってまたボーッとした気づいたら朝。

ぴねき

パパの仕事場前に行って葬儀の人にお金を渡して話をした。
葬儀のお金は全部パパが出した。

ぴねき

そしてママの家に行った。

ママは配信者でVTuber？みたいなのやってたし
写真も色々あった。

本当に可愛い。
さすが元アイドル。

歌も上手。
凄かったな

ぴねき

その後はパパと別れてばーばん家に戻った。

ぴねき

パパはいないっていう事にして母子家庭で生活するっていう事になった。
毎日役所に行って色々話を聞いたりした。
その次は銀行。自分のカードを作ったりした。

そしてママの葬儀の日。

ぴねき

朝に起きて
ママの手紙を書いた。
私すごく手紙書くの苦手で5〜6行とかそのくらいしか全然書かないけどその日はものすごく小さな字で3枚ギチギチに書いた。

ぴねき

ママ私の絵大好きだったし
亡くなるちょっと前も描いて描いてー！って言ってたから手紙ににちょこんと描いてあげた。

ぴねき

そして時間になった。
長細い車に乗って葬儀の所へ行った。

ぴねき

待機ではシーンってなった。

ぴねき

ついにママに会いにいく

ぴねき

入る前から涙ボロボロになった

ぴねき

泣かないよう頑張ってるのに。

ぴねき

ママの前に立った。お線香上げた。
まだママのかおはみれない

ぴねき

席に座って順番にママ顔を見に行く。

ぴねき

そして最後にパパと自分。
涙止まんない。
……ママ、綺麗だよ。

知り合いの人がいっぱい来た。
まだ色んな人が行きたいって言ってたけどごめんなさいしたらしい。

お通夜はみんなでそばに居た。
2人っきりがいいってパパやばーば、叔母が言ってそばに居たり。
うちも2人きりがいいって言ってずっとそばに居た。

ぴねき

時間は早いな。あっという間に夜中。
いちばん長く傍にいてあげれたと思う。

ママが好きな動画見せたりしたよ。
悪い子だからみんなでちょっとお酒飲んじゃった、笑

ぴねき

あぁ、もう朝か

ぴねき

早いなぁ、
もうすぐ火葬か、いやだな、

ぴねき

棺がみんなの前に置かれ
棺の中にお花を入れる。
お手紙とロウソク入れたよ。

ぴねき

嫌だよ、行かないで、……って言いたかった。
でも笑顔で見送ってあげなきゃ。

ぴねき

でも涙が止まらない。ふらつく、

ぴねき

そして火葬。

ぴねき

その間にママが好きなコメダ行ったよ。

ぴねき

そして葬儀のところに戻った

ぴねき

待機してパパと色々話した

ぴねき

そして火葬が終わったと言われ向かう

ぴねき

見たくない……自分の母親がお骨になって帰ってくるなんて。

ぴねき

でも受け入れないといけない。

ぴねき

そして出てくる、

ぴねき

震えが止まらなくなった

ぴねき

体は全部灰となって消えていた。
母は心臓が悪かったので心臓ら辺の骨が真っ黒だった。

ぴねき

そしてお骨上げをしました。

ぴねき

熱かったな

ぴねき

おじぃちゃんがいきなり
どこら辺食べれますか？

なんて言い出した

叔母2人と自分は「？？？」
でいっぱいだった。

火葬の人も真剣に「お熱いですがここならいけるかと」

なんて言った。

またおふざけでもしてるのかと思ったら本当に食べだして涙も少し引っ込んだ。
ばーばも食べるって言い出して
訳分からなくなった
ばーばちょっとでかいのとって流石に詰まるからってみんなに止められて小さいのを食べた。

まさかのぱぱも「最後やからな、」って言って「らん、お茶取ってきてくれる？」
って言って

う、うん？？

渡して、そしてぱぱも食べて
もう頭の中「？？？」でしか無かった、笑

そしてお骨上げが終わった。

ぴねき

帰り空がすごく綺麗でした。雲の隙間から光が出て、階段みたいな雲でした。
もしかしたらママものぼってるのかなって
でもママ面倒くさがりだから先に亡くなったチワワ2匹に引っ張ってもらってるのかなって思ったり

ぴねき

今もすごく寂しいです。
家に行ったら誰もいなくて
ママにこれ言おー！って思っても
あ、居ないんだ……ってなるし
周りの友達とかお母さんがいる人を羨ましく思ってしまう。

でも頑張って強く生きます。
楽しく過ごします

ぴねき

ここまで見て頂きありがとうございました
133タップ、約5000文字
お疲れ様でした。

また小説出しますので待っていてくださいね