テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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hit fight

第2話 - 第2話

2024年11月04日

#喧嘩

粕花凛平

痛ってぇ...しかし良い事を経験させて貰ったぜ...だが本当にあの学校やばいなぁ...普通の高校ではないぜぇ...

粕花陽一

凛平、お前大丈夫か？
だからやめろって言ったろ

粕花凛平

いやぁ...初日から派手にやられたぜぇ...

粕花陽一

まぁでも、お前が決めた事だ。もう文句は言はない

粕花凛平

そうかよ...

粕花陽一

まぁ俺はこの後仕事があるからもう帰るよ

粕花凛平

わかった...ありがとな

粕花陽一

おう、安静にな

粕花凛平

おう、

一時間後

粕花凛平

ん？え？え？えぇ？

粕花凛平

ま、まず親父に連絡しよう

粕花凛平

(親父、捕まったのか...？)

粕花凛平

よし！送ったぞ

粕花凛平

親父は本当に捕まったのか...

粕花凛平

大丈夫かな

粕花凛平

てかこの一時間で何があったんだよ

粕花凛平

送ってみるか

粕花凛平

(俺に会ってからの一時間で何があったんだよ？)

粕花凛平

はぁ...気持ちはわからなく無いけど...やりすぎ。

粕花凛平

(親父やりすぎだぞ)

粕花凛平

そうかぁ...

粕花凛平

親父に会える日を楽しみにしてるぜ。

警察官

囚人番号108番。
ここだ。入れ

粕花陽一

うす、世話になります

ガシャン！！(牢屋の閉まる音)

警察官

お前の懲役は5年だ。
それまで罪を償え。

粕花陽一

わかった。

警察官

早速だが、面会だ。
こっちに来い。

粕花陽一

わかった。

警察官

ここだ。ここに座れ。
少し待ってろ。

粕花陽一

わかった。

3分後

原口(ヤクザ)

おう、きたぞ

粕花陽一

あ、原口さん

粕花陽一

お疲れ様です。

原口(ヤクザ)

早速だが、

粕花陽一

はい

原口(ヤクザ)

今から送るやつ、頼むぞ

粕花陽一

はい？わかりました

粕花陽一

え？

粕花陽一

これはなんですか？

原口(ヤクザ)

お前は組を抜ける事が決まった。

原口(ヤクザ)

組長からの伝言だ。

原口(ヤクザ)

犯罪をバレないようにすることが、ヤクザの役目だ。もうお前はいらない。

原口(ヤクザ)

だとよ。

粕花陽一

ま、待ってください！

原口(ヤクザ)

またねぇよ

原口(ヤクザ)

もう決まった事だ。

粕花陽一

え、ええ？

原口(ヤクザ)

あ、あと、エンコを詰めるから務所からでたらすぐ来い。

粕花陽一

わ、わかりました。

原口(ヤクザ)

あ、あと、お前のせいで組が大変な事になった。警察からも目をつけられてる。だから、損害賠償金をそのサイトから振り込んでくれ

粕花陽一

い、いくらですか？

原口(ヤクザ)

1500万だ。

粕花陽一

え、そんなに？

原口(ヤクザ)

当たり前だろ？
お前はやった

原口(ヤクザ)

その分金を払えばなかったことにできる

粕花陽一

そ、そんな

原口(ヤクザ)

まあ頑張れよ

粕花陽一

は、はい

原口(ヤクザ)

じゃあな

粕花陽一

はい...

美子とのLINE

粕花陽一

おい、美子話がある

粕花美子

どしたの？改まって

粕花陽一

大変な事になった

粕花美子

ええ？なに

粕花陽一

刑務所に入った途端に原口さんが来てよ

粕花美子

うん

粕花陽一

「犯罪をバレないように犯さないとダメだ。」って言われて組抜かされた。

粕花美子

えぇ？！嘘でしょ

粕花陽一

本当だ。それに

粕花美子

うん

粕花陽一

組に問題が起きたから賠償金を払って

粕花美子

えぇ...まじ？

粕花美子

いくら？

粕花陽一

1500万円...

粕花美子

はぁぁ？！

粕花陽一

本当にごめん。

粕花美子

まあ陽一は悪くないよ

粕花陽一

うん、ありがとう

粕花美子

ただ、そのお金をどうするかだね

粕花陽一

そうだよな

粕花美子

私、お母さんとお父さんにちょっと頼んでみる

粕花陽一

ありがとう、ごめんな

粕花美子

いいのよ、大丈夫

粕花美子

陽一がしたことは私の責任でもあるわ

粕花陽一

本当にありがとう

粕花美子

うん！

粕花美子

あ、この事は凛平には言わないでおこう

粕花陽一

わかった、そうする

2ヶ月後

粕花凛平

あぁ〜ただいま〜

粕花美子

おかえり凛平

粕花凛平

あれ、父さんは？ってそういえば居ないんだったぁ

粕花美子

そうよ、あと4年半くらいで

粕花凛平

あぁ、そうか

粕花凛平

わかった...

粕花美子

凛平、学校は？
どうする？

粕花凛平

あぁ、明日から行く

粕花美子

わかったわ

粕花美子

で、腎臓は？どう？

粕花凛平

うーんまだ痛いけど

粕花凛平

なんとか大丈夫！

粕花美子

了解、

粕花美子

明日学校行ってもいいけど、喧嘩しちゃダメよ？

粕花凛平

うん、そうする

翌日の学校

小田(凛平担任)

はい、みなさんおはよう
今日は入院していた生徒
が復帰して学校に来ました。

小田(凛平担任)

じゃあ入って

粕花凛平

ども、粕花凛平です

粕花凛平

よろしくっす

小田(凛平担任)

じゃあ粕花くんだから
みんなよろしくね

粕花凛平

うっす

小田(凛平担任)

じゃあ粕花くんはそこの...

霧里甚八

おぉい！！

粕花凛平

...え、なんすか？

霧里甚八

お前...スカしてんな？

霧里甚八

調子乗ってんな？

粕花凛平

え？別に

霧里甚八

お前よ、隣こいよ

粕花凛平

あ、うん

霧里甚八

いいよなぁ？小田

小田(凛平担任)

あぁ、はい

霧里甚八

よし、来い

勘八の隣で

霧里甚八

俺はこのクラス仕切ってる
霧里勘八だぁよろしく

粕花凛平

あぁ、よろ

粕花凛平

かんぱち？でいいの？

霧里甚八

何回も言わせんな

粕花凛平

うっせぇな

霧里甚八

は？お前...

粕花凛平

んだよ

霧里甚八

俺、誰だかわかってんの？

粕花凛平

は？しらね

霧里甚八

舐めんなよ？

粕花凛平

おぉう、やるか？

霧里甚八

上等だコラァ

粕花凛平

こいよ

霧里甚八

いい度胸だぜw

霧里甚八

面白れぇw

粕花凛平

早くこいよ？ビビってんの？

霧里甚八

あぁ、舐めんなよ？

霧里甚八

くたばっちまぇぇ！！

デュクシ！！

粕花凛平

痛えなぁw

粕花凛平

こんなもんか？

霧里甚八

ちぇ...中々やるな

霧里甚八

もう一発！

霧里甚八

おりゃ....

不松健二

おぉう...凛平
来たか

粕花凛平

お前...コンビニの

不松健二

その呼び方よせw

不松健二が来た途端に空気が変わった。

霧里甚八

お、お疲れ様です！！
健二先輩！

クラス全員

お疲れ様です！！

不松健二

おう、おつー

粕花凛平

え？なんだ？

不松健二

だから言ったろ？
俺この学校の頭だって

粕花凛平

あぁなんか言ってたな

不松健二

てか、霧里と凛平、喧嘩してたの？

霧里甚八

あ、はい。
こいつうざかったので

不松健二

おぉ...凛平w

粕花凛平

ん？

不松健二

なに偉そうな態度とってんだよww

粕花凛平

えぇw
わりぃw

ドゴォーン！

不松健二

おい、ふざけんなよ？

不松健二

霧里...

粕花凛平

え、？えぇぇぇぇ？？

不松健二

なに俺の大切な後輩に喧嘩売っちゃってんの？

霧里甚八

ぁ.....あぁ..(気絶)

不松健二

お前の方がうぜぇよ

小田(凛平担任)

あぁ...またか

小田(凛平担任)

救急車呼ぶから、机どけといてね

クラス全員

あ、はい...

粕花凛平

あ、あの強いかわからん人を一瞬で気絶させたぞこの人...

不松健二

凛平、行くぞ〜

粕花凛平

あ、うん

神島鬼骨

おい...待てよ

粕花凛平

？！

粕花凛平

お前は確か神島

神島鬼骨

お前、なにのこのこと学校来てんだよ

神島鬼骨

この前来れないようにしたよなぁ？まだわかんない？

粕花凛平

うっせぇな

不松健二

おーい早くーって

不松健二

また絡まれてるw

不松健二

まあいいや〜先行ってよー

粕花凛平

こいよ？この前みてぇに簡単には倒れねぇよ？

神島鬼骨

wwww

神島鬼骨

何言ってんだ？

神島鬼骨

笑わせんな

粕花凛平

なんだよ、ビビってんのか？

神島鬼骨

誰がお前みたいなやつにビビるんだよ

神島鬼骨

じゃあこっちから行かせてもらうぜ？

神島鬼骨

いいんだな？

粕花凛平

あぁ、たりめぇだよ

粕花凛平

こいよ？

神島鬼骨

行くぜ？w

神島鬼骨

おりゃぁー！

粕花凛平

うぉぉぉぉ！

3話へ続く

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