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友達③
俺達は、キッチンで昼飯を食べていた。
千夏
桜
千夏は何事も無かったかのようにもぐもぐと肉を食べる。
そして沈黙が続き、俺達は食べ終えた。
千夏
千夏は微笑んだ。
桜
千夏
桜
桜
千夏
桜
千夏
桜
千夏
千夏
桜
千夏
千夏
千夏
桜
桜
千夏
千夏
桜
桜
千夏
千夏
桜
桜
千夏
千夏
千夏
千夏
千夏
桜
千夏
桜
千夏
千夏
桜
千夏
千夏
桜
桜
桜
千夏
桜
桜
千夏
千夏は暁音と美沙が二人でいるところをあまり見た事がなかったから気づかなかったんだろう。
千夏
びっくりしているが、きっと千夏は暁音の事を思い出している。
千夏
千夏
千夏達は完全にすれ違っている。
美沙は千夏が1番好きで、 千夏は暁音が1番好きで、 暁音は美沙が1番好き。
皆の1番好きな人は皆別の人が1番好き。
誰も報われない。
千夏
千夏
桜
千夏
桜
桜
千夏
桜
桜
千夏
千夏
桜
千夏
桜
私達は袋からおやつを取り出した。
桜
千夏
千夏
桜
千夏は俺にクッキーの箱を開けて渡した。
千夏
千夏
千夏
千夏
桜
俺はクッキーを1口食べた。
桜
俺はパクパクとクッキーを食べた。
千夏
桜
俺は手を止めた。
千夏
桜
千夏
千夏がクッキーを見る。
千夏
千夏
桜
千夏
千夏
桜
俺は顔を少し赤らめる。
千夏
千夏
千夏がもう1箱のクッキーを取りだして中身を見る。
千夏
桜
千夏
千夏
桜
千夏
千夏は猫型クッキーを俺の顔の前まで持ってきて言った。
千夏
千夏
桜
桜
千夏
千夏
桜
俺はそっぽを向いてまたクッキーを食べ始めた。
桜
ふと、俺は思った。
風鈴に来て、自分は変わったんだなと。
俺はなんとなくきゅっと唇を噛んだ。
千夏
桜
千夏
桜
千夏
千夏
千夏
桜
千夏
桜
千夏
千夏
千夏
桜
俺は持っていたクッキーを見つめた。
まただ。
千夏といたり、千夏のことを考えると俺は変になる。
千夏の声は、今まで聞いた人の中で1番優しい声をしていた。
千夏
俺は、泣きそうになっていた。
俺は目を擦った。
桜
俺は微笑んだ。
千夏
千夏も微笑んだ。
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