美月(いじめっ子)
ねぇあんたさ、まだMrs.のファンやめないつもり?
凛亜
…
美月(いじめっ子)
私とお姉ちゃんが好きって知ってたよね?
美月(いじめっ子)
ライブのチケットも抜け駆けしてとっちゃうし
美月(いじめっ子)
あんたマジでなんなの?
凛亜
あれは……しらなくて
美月(いじめっ子)
はぁ?そんな言い訳していいと思ってるの!?
私と美月ちゃんは親友だった
美月ちゃんのお姉さんは葵っていう名前で、私も仲良くさせてもらってた
登下校も、昼休みもずっと一緒にいて
でも、あの日、全てが壊れた
その日、Mrs.のライブのチケット発売日。
私はMrs.のライブチケットが当たった
美月ちゃんと葵先輩は当たらなかった
美月(いじめっ子)
ねぇ、Mrs.のライブのチケット当たらなかったぁ〜
凛亜
美月ちゃん、Mrs.好きだったの?
美月(いじめっ子)
そうだよ!2016年からずっと大好き
凛亜
私も、好きなんだよ!
愛情と矛先って歌聞いて!
愛情と矛先って歌聞いて!
美月(いじめっ子)
へー
美月(いじめっ子)
あんた、ライブのチケットは?
凛亜
…当たった、けど…
美月(いじめっ子)
…あんたさぁ、なんで隠してたの?
美月(いじめっ子)
当たったこと
凛亜
え、?
美月(いじめっ子)
私たち、友達だったよね?でも、もう私、あんたのこと嫌いだから
美月(いじめっ子)
もう、私たちの中もこれまでね
凛亜
えっ…?
高校一年生の夏、私は友達を失った
その次の日から、男女関わらずの無視が始まった
その一週間後からは、暴力が振るわれるようになった
葵先輩からも避けられている
今の学校に、私を信じてくれる人は、たぶんいない
みのり
今回めっちゃ短いです」
みのり
すいません
みのり
いいねありがとうございます!
みのり
それではまた!