灰谷先生に車にほっぽ 投げられ約30分。 そろそろ学校に着く頃合になってきた。
麗心
麗心
麗心
灰谷
灰谷
運転席から 呑気な声が聞こえた。 さっきの寝起きの時とは 少し違う様子で、 もう先生スイッチが入ったのだろう。
灰谷
灰谷
麗心
灰谷
灰谷
灰谷
灰谷
麗心
灰谷
灰谷
麗心
灰谷
灰谷先生は何も気にしてない 素振りをするが、 私にとったら本当に命に関わる事だ
麗心
灰谷
灰谷
麗心
教室の裏扉から そっと入り、 先生に軽い挨拶を交わした。
カバンからノートや筆箱 教科書を取り出し 席について授業に励もうとすると
教室のドアが雑に空いた。
灰谷
教室からは 小さな声の悲鳴が上がった。 そりゃこの人 学校にはいるのに どこの授業にも入ってないし 会えただけでラッキーみたいなものだ。
たまに授業の 助っ人等にも入っているし 分からないところを聞かれれば丁寧に教えてくれ それはもう人気の高い先生だ。
そんな先生から名指しで呼ばれた クラス全体の女子が私に光らせた 目を向けた。
灰谷
灰谷
灰谷
なんだ、そんなことかと クラスの女子たちの視線は 私から灰谷先生へと移った
麗心
と、返事をしながらも、 私の頭の中は疑問でいっぱいだった。
灰谷
空いたドアからてをヒラヒラさせ どこかへと消えてしまった。 せめてドアを閉めて行って欲しかった
今日のところの授業は、 チャイムとともに終わりにつき、 私は帰る支度をした。
帰る途中灰谷先生と会った。 軽く頭を下げると はいさよ~なら~ という軽い返事が帰ってきた。
バスの時刻に遅れては行けないので、 急ぎ足でバス停へと向かった。
麗心
今日は何かと慌ただしい一日だった。
麗心
麗心
麗心
ベットに飛び込みながら 足をバタバタさせた 行儀が悪いだとか、 今は気にする隙もない。
麗心
麗心
何もかもめんどくさくなり、 今日の夕飯はもういいやと 買い物へ行こうとする足を止めた……
そうして夜まで 寝っ転がって動けないでいると
インターホンの音が鳴り響いた。
麗心
麗心
麗心
そこには意外な人物が立っていた。
灰谷
にっこりと 笑顔で立っている、 お隣さん宅の 灰谷先生が立っていた。
コメント
2件
灰谷先生はうるあちゃんの事好きすぎ だね💕 もう尊いよ🤦♀️💓 続き楽しみに待ってます😽💞