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ん、
もう朝か、
小さく呟き何時もどうり準備をする
行ってきます
そう言いドアを開け、外に出る
トコトコ
咲希
カシャ
綺麗だな
私小さく言葉を落とし早歩きで学校に向かった
私の通っている学校は校則が緩いので髪色が派手な子が多い
けれど派手髪の子が多いのにも関わらずあの子は真黒な髪の毛だ
とても綺麗で仕方ない
この時間は、人が少ないが、それでも何人かはもう来ている
早く入らなきゃ、
そう思ったので私は、学校の中へ入った
良かったあの子はまだ来てないようだ、
ガサガサ
私はあの子の机の中を探った
あった、
あの子は、とても綺麗故に学校ではとてもモテる
その為、机などにラブレターが入っている事が良くある
だから、そのラブレターを取って捨てるのが私の日課
トコトコ
ストン
私は、自分の席につきあの子当てのラブレターを読んだ
キモ、
そう言葉吐いてしまった
ラブレターの内容は
子供を作ろうとか、僕たちは付き合ってるよね、
そんな事が書いてあった
本当に気持ち悪い
私は、そんな事を思いながらラブレターをぐしゃぐしゃにしてゴミ箱へ投げた
数分が経ち人も多くなってきた
勿論あの子も来ている
あの子の周りには、何時もどうり人が沢山居る
キーンコーンカーンコーン
鐘の音がなり
席を立っていた人達が、席につき
先生が入ってくる
先生
先生
先生の言葉で授業が始まった
授業中あの子は、真剣にノートを書く
あの子の席は、よく太陽の光が当たる窓側だ
太陽の光が当たっているからか、さらに綺麗に見える
流石に授業中には、写真を撮れないので目に焼き付けとく事にした
ボーっとあの子見ていると
先生
と先生からの注意が入った
優希
私は謝った
するとクスクスと皆が笑だす
私は、スッと下を向いた瞬間
ガタ
っと大きな音が響いた
私は何かと思い顔を上げるとあの子が、立っていた
咲希
そうあの子が言ったのだ、
あの子は、どれだけ私を好きにさせれば気が済むのだろうか
私はそう思った
そう言えば好きになった時も似た様な感じだったな
とふと思い返す
私があの子を好きになったのは、中3の最後ら辺
リーダー枠の紗菜ちゃんは、私の事を毛嫌いしていた、
その為同じクラスだったのが、嫌だったんだろう
ありもしない悪い噂を広め、それを私がやったと言い始めるのだ
その為私の印象は、駄々落ち
クラスの人には、嫌われていた
陰口は、勿論直接悪口を言ったり手を出す人も居た
ある日あの子が、この学校に転校してきた、
最初は、別に興味がなかった
この子もきっと私の事を嫌いになるんだろうな
そう思っていた
けれど違った
あの子が、来て数週間が経った頃
トイレから、戻った時
教室から、私の悪口が、聞こえた
別に気にしなかった
どうせ何時もの事だ
けれど自分の悪口を聞いていて気は良くないので、 教室に入ろうとした時
ガタッ
と音を立てあの子が口を開いた
咲希
咲希
私は何も言えなかったなのに、他人のあの子がそう言った
その時私は、あの子の事が好きになった
本当に私ってちょろいなっと改めて思った
これが私があの子を好きになったきっかけだ
久しぶりに思い出すと凄いなと思う
このままボーっとしていたら、また叱られてしまいそうなので
授業に集中する事にした