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最高の体育祭

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最高の体育祭

1 - 最高の体育祭

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75

2019年10月13日

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ある日の放課後のこと

いつものように 靴に履き替えて

下駄箱を出て

一人で歩いていると、

菜々

あー今日も疲れたー

ドン!

ぶつかっちゃった。 誰に?

いたっ!

菜々

すいません!

海人

 なんだ菜々かよーん

菜々

あれ?

菜々

なんだ〜海人かー笑

海人

なんだってなんだよ!笑

私と海人は 席が隣で 仲良くなった

で、海人は学校一のモテ男子

菜々

(まぁ私とは住む世界がちがいすぎるけど

菜々

話してくれると嬉しくなっちゃうよね)

海人

明日体育祭がんばろうなー!

そう言って 私の頭を撫でた

周りからの 視線を すごく感じる

でもそれは 嬉しかった

菜々

うん、
がんばろうね!

そう言って 門を出た

そして次の日

午前の部が終わり 午後の部が始まった

菜々

あ、次借り物競走だ

菜々

私は出ないけど、確か海人出るよなー

なーんて思ってたら パンッ!

合図と同時に はじまった

菜々

あ!海人一位だ!

菜々

メモなんて書いてあるんだろ?

そんなことを 呟いてたら

海人がこっちに走ってきた

海人

菜々〜?

菜々

(えっ?私?)

菜々

いるけど、何か?

海人

テーマ
抜けてる人
だから

海人

一緒に行こ!

抜けてる人 か、、、、

心の中で期待していた 自分が

メモの内容が 好きな人だったら良かった

とか

そんなことを考えられる 自分自身が

とても

恥ずかしくて

痛かった

でもそんな場合じゃない

私が海人にとって

抜けてる人だっていい

海人と走れただけでも

いい思い出になると信じて

走るしか

ない、、、、

よね?

私と海人は

まっすぐ走って

1位でゴールした。

一緒に走っただけで

嬉しかったはずなのに

1位でゴールしたのに

嬉しくなんてなかった

私は今 きっとひどい顔をしているだろう

海人

やったー!
菜々
俺ら1位だぞ!

菜々

あ、そっか

海人

なんで人事みたいになってんだよー

海人

って、、、どうした?

気づいたら私の目からは 静かに涙が出ていた

菜々

海人からしたら、、、さ?

周りがザワザワしているのが聞こえる そんな中

私は泣きながら海人に 話しかけた。

海人

何?
どうした?

菜々

私は、、、さ?

海人

うん、?

泣きながら話しかける 聞こえずらい話でも

ちゃんと受け止めてくれてるのが 伝わってくる。

それにつられて 周りのざわめきも 目立つ

でも私は決めたんだ

もうダメでもいい

海人の好きな人が 私じゃなくてもいい

でも最後に 一つだけ

怖いけど

終わっていくんだな

っていうのも

分かるけど、

これが最後だから、

教えてね。

菜々

私のことをさ、、、
少しは、

海人

うん、

菜々

好き、、、だった?

そのあと、少し沈黙が続いた後、 海人が口を開いた

海人

傷つけてごめん。
じゃあこれ開けて

そう言って私に借り物競争 のメモを渡した

そこには しっかり、

好きな人

書かれていた

菜々

え?なんで?

菜々

私、抜けてる人じゃない?

海人

うん笑
ごめんね

海人

これから大事にさせてくれる?

菜々

私でいいの?

海人

だから言ってんだよ笑

菜々

菜々

海人、大好きだよ!

海人

え?
ごめん

菜々

はい?

海人

いわれなくても
分かっちゃう
俺がいたわ笑

みんなのざわめきが いつの間にか 歓声 に 変わっていったのを

私は今でも覚えています!

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