ある日の放課後のこと
いつものように 靴に履き替えて
下駄箱を出て
一人で歩いていると、
菜々
ドン!
ぶつかっちゃった。 誰に?
?
菜々
海人
菜々
菜々
海人
私と海人は 席が隣で 仲良くなった
で、海人は学校一のモテ男子
菜々
菜々
海人
そう言って 私の頭を撫でた
周りからの 視線を すごく感じる
でもそれは 嬉しかった
菜々
がんばろうね!
そう言って 門を出た
そして次の日
午前の部が終わり 午後の部が始まった
菜々
菜々
なーんて思ってたら パンッ!
合図と同時に はじまった
菜々
菜々
そんなことを 呟いてたら
海人がこっちに走ってきた
海人
菜々
菜々
海人
抜けてる人
だから
海人
抜けてる人 か、、、、
心の中で期待していた 自分が
メモの内容が 好きな人だったら良かった
とか
そんなことを考えられる 自分自身が
とても
恥ずかしくて
痛かった
でもそんな場合じゃない
私が海人にとって
抜けてる人だっていい
海人と走れただけでも
いい思い出になると信じて
走るしか
ない、、、、
よね?
私と海人は
まっすぐ走って
1位でゴールした。
一緒に走っただけで
嬉しかったはずなのに
1位でゴールしたのに
嬉しくなんてなかった
私は今 きっとひどい顔をしているだろう
海人
菜々
俺ら1位だぞ!
菜々
海人
海人
気づいたら私の目からは 静かに涙が出ていた
菜々
周りがザワザワしているのが聞こえる そんな中
私は泣きながら海人に 話しかけた。
海人
どうした?
菜々
海人
泣きながら話しかける 聞こえずらい話でも
ちゃんと受け止めてくれてるのが 伝わってくる。
それにつられて 周りのざわめきも 目立つ
でも私は決めたんだ
もうダメでもいい
海人の好きな人が 私じゃなくてもいい
でも最後に 一つだけ
怖いけど
終わっていくんだな
っていうのも
分かるけど、
これが最後だから、
教えてね。
菜々
少しは、
海人
菜々
そのあと、少し沈黙が続いた後、 海人が口を開いた
海人
じゃあこれ開けて
そう言って私に借り物競争 のメモを渡した
そこには しっかり、
好きな人
と
書かれていた
菜々
菜々
海人
ごめんね
海人
菜々
海人
菜々
菜々
海人
ごめん
菜々
海人
分かっちゃう
俺がいたわ笑
みんなのざわめきが いつの間にか 歓声 に 変わっていったのを
私は今でも覚えています!






