nmmn注意 irxs様とは一切関係ありません ペア→赤白 効果音等の表記はありません 分かりにくい所が多々あると思います 無い代わりにテキスト説明が多めです 誘拐、ホラー? 要素を含みます 苦手な方 地雷な方は 自衛をお願いします 物語は全てフィクョンです 「nmmn」という言葉を知らない方は 閲覧をご遠慮ください
以上が注意事項のページになります
本日4月4日は楓袖葉雨様の お誕生日です
お誕生日おめでとうございます
拙い物語ですが最後まで 見てくださると嬉しいです
それではまた遊びに来てください
学校の噂ってどれくらい知っとる?
恋バナだったり陰口だったり
皆色んな噂に耳を傾け、 次の人次の人に噂を話していく
主に噂が広がる場所は色々ある その中で噂が広がりやすいと思う場所は…
集団行動が多い「学校」や
閉鎖的な学校には噂が飛び交う
そんな学校にとある 噂が広まっていた
「誘拐事件」
それも頻繁に起こるらしい
誘拐された子には特徴 共通点は、分からへん
被害者が多く居る為警察が捜査をしても 未だ犯人は逮捕されていない
一体何処の誰が…誘拐しているのだろうか
Ⅲ
事件の事を頭の中で考えつつ 廊下を歩く
広い薄暗い廊下が我が校の特徴
周りに気をつけながら廊下を歩き 教室に辿り着いた
教室のドアを開けると クラスメイトの 楽しそうな声が聞こえてきた
大きな声で話している為 耳を傾けなくても話が耳に入ってしまう
クラスメイト
クラスメイト2
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト2
クラスメイト
噂話をしている時のクラスメイトは 声を抑え共通点のことを口にした
クラスメイト2
Ⅲ
クラスメイトの声に驚いて肩が跳ねた
「白髪の学生」その特徴は 僕にピッタリと当てはまるからだ
クラスメイト
Ⅲ
あくまで話を聞いていない体で クラスメイトの会話に混ざった
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
クラスメイト
Ⅲ
話を聞き終わり自席に戻り 鞄から教科書を取り出し机に入れた
Ⅰ
Ⅲ
得体の知れない誘拐犯 分かるのは噂されていることくらい
気を付けろと言われても どう気を付ければ良いんだろう
Ⅰ
Ⅲ
時間帯が分かれば…良い。
それだけ分かれば自衛出来る
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
クラスメイト
クラスメイトとりうらは 苦い表情で顔を合わせる
顔を合わせた後優しく 僕の肩に手を置いた
Ⅰ
Ⅲ
クラスメイト
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
クラスメイト
僕が居残る理由を述べると 3人は納得した表情を浮かべる
Ⅰ
クラスメイト2
クラスメイト
3人は客感的に僕を見て接してくれる
Ⅲ
Ⅰ
クラスメイト
クラスメイト2
Ⅲ
世間話を終え皆自席に戻る
Ⅲ
Ⅲ
なにか理由でもあるのだろうか
僕の頭の中は事件の事でいっぱいだ
そう考えていると先生の声が いつの間にか聞こえなくなっていた
HRは終わり休み時間に入っていた 机から教科書を取りだし用意を済ませる
準備を終えると教科書を 手に持ったりうらが近寄ってきた
Ⅰ
Ⅲ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
聞いてきたのに初兎ちゃんの意識は ずっと上の空
ぼぅっと上を見ては 顎に手を添え考え込む
初兎ちゃんの“悪い癖“
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
初兎ちゃんを夢中にさせる“事件“は 面白いのだろうか
Ⅰ
化学室のドアを開けるとふわりと 薬品の香りがした
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
もし授業が始まっても りうらが呼ぶし問題はない
ノートを広げ今知っている 事件の概要を書きまとめていく
Ⅲ
Ⅲ
事件のことを書き終え ノートを閉じた
ペンを机に置くとタイミングを 見計らったようにりうらが話しかけた
Ⅰ
Ⅲ
椅子から立ち上がり 僕は食堂に向かった
Ⅲ
静かな食堂に入り 新聞紙コーナーに足を運ぶ
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
おばちゃんは新聞紙を手に取り 僕に手渡し微笑んだ
代金を支払いおばちゃんから新聞紙を受け取る
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
おばちゃんと話していると ペースが乱される
あるで…全てを知っているかのように 嬉しそうに微笑む
Ⅲ
Ⅲ
白い物…か。 なら兎や雪も好きだろうか
Ⅲ
新聞を1ページずつ捲り内容を読み進め階段を上る
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
チャイムが鳴り生徒は教室に戻り 廊下は静かになった
Ⅲ
Ⅲ
重い扉を開け屋上の コンクリートに座り新聞を眺める
Ⅲ
白い髪に陶器の肌 この特徴は被害者との共通点もある
次の被害者が出る前に 事件を解決したい
Ⅲ
もし誘拐されてもナイフを 所持しているし大丈夫だろう
そう安心した僕ら新聞を読み コンクリートに寝転がる
Ⅲ
Ⅲ
瞼を閉じ新聞を 落とさないように握りしめる
そよそよと風の音が心地良い
Ⅰ
Ⅰ
さらりと誰かの指が 僕の髪を梳くう
Ⅰ
Ⅰ
唇に触れた髪が 地面に流れ落ちる
体温が離れたと思うと少し肌寒くなり 服の裾を引っ張り引き留める
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
隣に座り込む体温が暖かくて…安心する
Ⅲ
Ⅰ
誰かの手が伸び膝の上に 寝かし付けられた
今日は心地良い昼寝になりそうだ
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
明るいオレンジ色の光が窓から 部屋に入り込む
Ⅲ
新聞を読むといつも夕方頃まで寝てしまう
周りを見渡しぱちぱちと瞬きを繰り返す
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
おばちゃんは僕の頭を撫で 保健室から出て行った
Ⅲ
鞄を手に取り保健室を後にした
Ⅲ
Ⅲ
いつもはクラスメイトと帰るが 今日は先に帰って行ったらしい
保健室を覗き込み寝ていると 確認し終え先に帰ったのだろう
Ⅲ
鞄を握りしめ目的の場所まで 息を殺して歩いた
人通りから逃げるように歩き 目的の場所に辿り着いた
辺りは静かで気味が悪い かぁかぁとカラスの鳴き声が聞こえる
Ⅲ
賽銭箱に近付き会釈をし目を瞑り手を合わせる
Ⅲ
Ⅲ
ポケットから財布を取り出し所持金を確認する
Ⅲ
賽銭箱にお金を入れ 拍手を2回しお祈りをする
Ⅲ
縁起の悪いことをお祈りしている自覚はある
けれど自分が犠牲になる為なら僕は何でもする
Ⅲ
お祈りを終え深く会釈をして お参りを終えた
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
数分床に座り待っても待っても 何も起こらなかった
噂に従いお参りを終え 無防備に床に座った
けれど…何も起こらない
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
鞄を持ち立ち上がり、脱げかけていた靴を履き直した
Ⅲ
Ⅲ
母さんに遅くなると連絡しスマホを鞄にしまう
足取りは重いけど…ゆっくり歩いて帰った
翌朝いつも通り学校に登校した
2週間経った今も「誘拐事件」の噂は 途絶えていない
途絶える所か…増えていく一方
クラスメイト2
クラスメイト
Ⅲ
靴を履き替えると クラスメイトに声を掛けられた
クラスメイト
Ⅲ
クラスメイト2
Ⅲ
Ⅲ
お茶を濁し逃げるように 食堂に走っていった
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
大人として生徒の心配をして迷うのは理解出来る
Ⅲ
Ⅲ
ほんの少し…の情報が欲しい
Ⅲ
新聞と小さな紙切れを受け取り 代金を支払った
噂程度に聞いたことだけどねと笑って 手渡された紙切れだが… 凄く有難かった
Ⅲ
お参りをしてから帰る毎日
母さんは心配しつつも 僕のする事を応援してくれた
時にはどうしたらいいか相談する時もある
Ⅲ
机に近寄るとメモらしき物が 置かれていた
メモには「ごめんね」 ただそれだけの言葉を書いてあった
Ⅲ
疑問は抱いたけど気にしないで 食事をし寝支度を済ませた
Ⅲ
連絡に目を通しなんの用だろうと首を傾げた
Ⅲ
Ⅲ
連絡を返しスマホを机に置き 部屋に戻った
Ⅲ
ぽつぽつと雨音が聞こえる中 濡れないように新聞を鞄に戻す
Ⅲ
雨の日は髪が広がるからと 外に出ることを嫌がるりうら
1年の時は登校しない日もあったが… 今日はどうだろうか
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
髪の襟足が少し白いのが気になって 手を伸ばし触れた。白髪だろうか。
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
鏡を見ているりうらなら 気付かないはずが無いんやけどなぁ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
りうらの服の裾を引っ張り 学校までの道のりを歩いて行った
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
目を覚ますと保健室特有の 白い天井が視界に入った
Ⅲ
フラつきながらも鞄を手に持ち 僕は保健室を後にした
最近意識を失うのが 多くなってきている気がする
Ⅲ
Ⅲ
賽銭箱にお金を投げ入れ お祈りをし財布をしまう
Ⅲ
Ⅲ
眠気が負けゆっくりと瞼を閉じた
Ⅲ
Ⅲ
ぽつりぽつりと雨音が聞こえ目を覚ます
Ⅲ
背後からかつんかつんと 靴の音が聞こえた気がした
聞き慣れた靴音
落ち着いた柔らかい声音に 驚きが隠せなかった
と同時に…
Ⅲ
Ⅲ
首元がギリギリと音を立て 呼吸が苦しくなっていく
Ⅲ
強制的に意識を失い 体から力がプランと抜けた
Ⅲ
Ⅲ
目を開けると見知らぬ壁が視界に映った
Ⅲ
何気なく地面に視線を映すと 嫌なものが映り悲鳴を上げた
生臭いドロっとした血と 何かが腐ったであろう肉の塊が床に転がっていた
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
死体にはヌメっとした 液体が付着していた
液体が付着している部分は 少し溶けていた
Ⅲ
証拠と情報を纏めつつベッドから起き上がる
体は拘束されておらず 部屋の中を自由に歩けた
Ⅲ
Ⅲ
ドアに手をかけドアノブを回す ドアからはかちゃりと音を鳴らす
Ⅲ
かちゃりかちゃりと音を立てるだけで 開かない…壊れているのか
Ⅰ
Ⅲ
Ⅲ
背後から聞こえたりうらの声に驚いて 床に座り込む
Ⅰ
Ⅲ
誘拐事件を起こしたのか聞く前に 答えはすぐ返ってきた
予想もしたくない…答えだったが…
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
ジリジリとりうらが僕に詰め寄って 壁に追い詰められる
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
りうらからメモを受け取り ペンを走らせる
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
喉をごくりと鳴らすりうら。 我慢ができないのか表情が暗い
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
首筋にチクリと痛みが走る 痛くて…怖くて肩が震える
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
指先を噛みジュルジュルと 嫌な音が聞こえる
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
指先が無くなり痛みという感覚を 忘れてしまいそうになる
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
震える僕の手を取り口元に運ぶ 今度は何本無くなるだろうか…
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
体を抱き上げられ 机に寝転がされる
Ⅲ
味見と言っていたのに少し食べると 空腹に耐えれなかったのだろう
テーブルにナイフとフォークが 僕のすぐ傍に置かれた
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
もう全てがどうでもいい
Ⅰ
Ⅲ
チクリとナイフが太ももに当てられる じわりと血が肌に浮かぶ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
無くなった片足が痛くて 今にも意識を失いそうだ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
ズボンを脱がされ肌にナイフを当てられる
にこりと笑うりうらの 頬には真っ赤な血が付着していた
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
首を突っ込んだのも誘拐されたのも 全て自分の意志
全て自業自得なんだ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
目元にナイフを添えられ 今度は目かと…絶望した
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
好きな人からされた口付けは 最初であり最後の口付け
優しい口付けから舌を入れる深く暖かい口付けも2度とされない
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
首元に腕を回しりうらを受け入れた
最後くらい好きにしたかった
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
首元にナイフを添えられ 背筋から冷や汗が伝う
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
首筋にナイフが食い込み血が溢れる 止血しないと…
Ⅰ
Ⅲ
首元に付いた首輪を引っ張られ ベッドに横たわる
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
首元に添えられる手が怖くて唇が震える
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
ポタリと血が床に零れ 僕の意識と共に亡くなった
冷たくなっていく僕の体をりうらは 優しく抱き締めてくれた
Ⅰ
僕が息を引き取った後は 丸呑みにされるだろう
それでも構わない
もう少しだけ…騙されたかった
僕は…りうらを…ずっと…
愛していた
Ⅰ
Ⅰ
𓏸 𓈒 𓂃 𝐄𝐍𝐃𓂃 𓈒𓏸
おかえりなさい
如何だったでしょうか?? 拙い文章ですが最後まで見て下さり ありがとうございます
あめ…お誕生日おめでとう!!
優しくていつだって推しに一途で 頑張り屋さんで努力なあめに出会えて心から幸せ!! まだまだ未熟者で、あめにとっては 頼りないかもしれないけど、これからもずっと雨の隣に居るのは、自分でありたいな。あめの物語を見て元気貰ってる。自分には、書けない物語ばかりですっごく羨ましい。 そんな黒い感情をあめに言うのは間違ってるし迷惑だと思うかもだけど あめのことを尊敬してる。 出会えた事に感謝しかないよ。 これからもよろしくね
大切で可愛い彼女のお誕生日 お祝いさせて頂きました
サムネイラスト (良からったら受け取って…! スクショ〇)
手が可笑しいのは まだまだ練習不足です。
あめお誕生日おめでとう! 素敵な一年になりますように!!
以上。奏雨からのプレゼントでした
コメント
3件
あ り が と っ ! め っ ち ゃ 嬉 し い ~ ♪ か な く ん 、 私 も 元 気 も ら っ て る よ ! こ れ か ら も よ ろ し く ね っ !