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この国は、 20年前に絶対王政が崩れてから 大きく変わり、
秩序で守られていた街は、 混沌とした街に姿を変えた。
この国には政府が存在するが、 あくまで形式上だけだった。
本当の街の支配者は、
マフィアの人間達だった_
マフィアは街の支配権をめぐり、 何度も争っていた。
正々堂々と戦うものがほとんどだったが、中には法を侵すものも居た。
“黒虎”ボス
研究者
ー10分後ー
研究者
“黒虎”ボス
そう言って、木でできた人形に拳を振る。
バシィィィン
その人形は、大きな音を出して 木っ端微塵になってしまった。
“黒虎”ボス
いつしか、
そんな方法を使っている人々を 処罰する者の存在が語られるようになった
法を侵したマフィアごと、 たった1人で潰してしまう
そう噂されていた
そしてそういった立場から裏社会では
“執行官”
と呼ばれるようになった_
そう、この“黒虎”の元にも_ 執行官はやってきた
パァァァァァン
発砲音が鳴り響く
“黒虎”ボス
研究者
???
研究者
“執行官”
研究者
ビュン
その名の通り、風の刃が飛んでくる。
俺は軽く身を傾けて避けた。
…普通の人だったら当たって 死んでいるだろう
“執行官”
この世界には 稀に能力をもって生まれてくる人が居る…
研究者
…能力者について 説明している暇はなさそうだ
“執行官”
そして俺は銃を構え、発砲する
研究者
“執行官”
能力者は、その名の通り 特殊な能力を扱える者のことだ。
この国の約3分の1の人が能力を持っているので、あまり珍しいことではない。
能力には様々な種類があり、 グレードもあるらしいが… 無能力者の俺には関係ない。
“執行官”
主
主
主
次話【夜月マフィア】
♡25
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