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青
桃
1話完結ストーリーです💓💭
ふと思いついたので書いていきます👏
START
青
スポッ…( ゴール
昔、君が言った。
" 一緒に県大会で優勝しよう "
僕はそう言ってくれたことが嬉しくて、
大きく大きく頷いた。
あの時はまだ中2で、バスケの技術も全然身についていなかったのに
今思うとよくそんな簡単に言えたな、
と、笑ってしまう。
でも僕たちは高2になった今では、バスケ部のエースと称されている。
…いや、違う。
僕たち、ではない。
" 2人ってほんと仲良いよな "
と言われていたのは昔の話。
今の僕たちはニコイチなんかじゃない。
ばらばらの関係だ。
部活で顔をしょっちゅう合わせるけど、
お互いに何も言わないし、
なんなら目すら合わせない。
そうなった原因は僕じゃない。
あの日、君が言った言葉だった。
桃
手から、掴んでいたボールが滑り落ちるのがわかった。
頭の中は真っ白になって、
何も言えず立ち尽くしていた僕に君は
桃
桃
僕の中で何かが崩れた気がした。
中3の冬だった。
君は「目障り」と言い放ってから何も言わずにそのまま立ち去り、
その背中を僕は呆然と見つめていた。
その日から受験期に入り、一旦バスケをすることをやめた。
でも僕はどうしても、桃くんに突き放されたことが悔しくて、悲しくて、
…ムカついて。
勉強に集中できないことがほとんどだった。
なにか理由があるのかも、と考えたこともあったが、
桃くんにメッセージを送っても、既読は付かずじまいだった。
そんな生活の中で僕はある日
全部吹っ切れた。
そして君のことなんか、
" 大嫌い "
と、思えてきたんだ。
なのに君は、僕と同じ高校に入学した。
ないしゅ~!!
さすが桃!!
桃
青
青
青
青
青
青
桃くんなんか…
青
顧問
顧問
顧問
解散
mob
mob
mob
桃
桃
青
青
青
青
青
青
桃
桃
mob
mob
mob
桃
桃
mob
mob
何…この状況…
青
青
青
桃
桃
青
青
青
青
青
青
ガタンゴトンッ…( 電車
ガタンゴトンッ…
………
青
青
青
あれ…?
青
僕は桃くんになにを期待しているのだろう。
今度の試合での活躍?
あるいは、
" 昔のように仲良く?"
青
青
青
青
そして2ヶ月後
ついに今日はバスケの試合の日。
僕はこの日の為に、今まで以上に練習を重ねてきた。
後は、結果を残すのみ。
青
青
青
試合の会場である僕の通う高校にいつものように向かうと、
そこで聞かされたのは
最悪の知らせだった。
青
青
mob
mob
mob
mob
あぁ、本当に君は
僕をイライラさせるのが得意だよね。
青
顧問
顧問
顧問
青
青
青
顧問
青
青
青
青
タッタッタッタッ…( 走
顧問
顧問
mob
mob
mob
mob
mob
mob
なんでだろうね?
なんで僕が桃くんに会いに行こうとしてると思う?
そりゃあ、
" 僕は桃くんの家庭事情を知ってる "
からかなぁ…
それに、
桃くんと仲直りできたらなっていう
" 変な期待 " もあるのかもね。
青
桃母
桃母
青
青
桃母
桃母
桃母
桃母
" 今後青って子とバスケをするのはやめなさい "
" それが出来ないなら、"
" ユニフォームもボールも、全部処分するから "
桃母
青
ねぇ知ってる?
桃くんは僕とバスケをしてた時期もその後も今もずっと、
学年順位10位以内にいるんだよ?
桃くんの家は母子家庭。
桃くんのお母さんは、昔から成績重視だったと聞いていた。
…世の中には、いろんな人がいるんだね。
青
青
青
桃
久しぶりに、目と目を合わせて桃くんと会話をする。
青
青
桃
桃
桃
青
青
青
青
青
青
青
桃
青
青
青
桃
青
桃
青
青
青
青
桃
青
青
青
青
青
桃
青
青
青
桃
青
桃
青
青
青
ぎゅっ…( 抱
青
青
桃
桃
桃
桃
桃
桃
ぎゅぅぅっ…( 抱
青
青
青
桃
青
青
青
桃
桃
桃
mob
mob
mob
mob
mob
青
桃
桃
青
青
スポッ…( ゴール
ピピーッ…!
試合終了!!
ただ今の試合、______ 高校の勝利!
桃
青
青
僕らの明日にはきっとまた
新しい風が吹く。
スポッ…( ゴール
青
青
桃
青
あの後、桃くんは近くに住む祖父母の家に行き、そのままそこで暮らしている。
桃くんのお母さんは精神科病棟に入り、今は治療に専念しているという。
桃
青
青
桃
桃
青
桃
桃
桃
青
青
青
スポッ…( ゴール
青
桃
ちゅっ…♡
青
桃
青
青
桃
桃
桃
青
end.
思ったよりも長くなってしまいましたが!!🥲
♡もコメントもぜひぜひ!!