い き な り 始 ま り ま す
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汚い嗚咽と共に出てくるのは沢山の吐瀉物
部屋には何本有るか分からないエナドリの空き缶と沢山の資料
こんな光景を嫌という程見てきた
何故こうなったのか 、
其れは濮には分からない
知る由もない
ただ辛かった
同じ日々に飽き飽きしていたのだろう
こんな生活を続けていると
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当然の事だ
何故なら毎日吐き続けて
何も食を口にしていなかったからだ
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この時にSOSを出していれば良かった
この後どんな事が怒るのかも知らずに
こんな日々を続けていたある日
少し嫌な夢を見て飛び起きてしまった
内容は皆が居なくなる夢
これが今の僕には凄く心に来るものがあった
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この時 、 何故こんな思考回路になったのかは分からなかった
でも1つ確信があるとすれば 、
一刻も早くここから逃げ出したかった
この気持ちが強かったんだと思う
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そう思い出の場所とは
海のことだ
海は昔 、 藤士郎達と放課後に行って沢山遊んだ思い出そのものだった
此処で死ねばきっと後悔なく死ねる
そう確信があった
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コメント
3件
続きが気になるのである……