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s.
桃青
nmmn注意
風邪 続き (前の作品見てね)
嘔吐表現あり
↓
目を覚ますと自分の部屋に居た
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僕、玄関まで行ったはずじゃ…
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すると下から足音が聞こえた
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階段から一段一段のぼる音が 聞こえてきた
…僕鍵かけたんだっけ
c.
その足音はどんどんと 部屋へと近付いてくる
c.
頭に出てきたのは110番
c.
け い さ つ …!!
僕が焦ってベッドから ずり落ちると
なにかが逆流する感覚に 襲われる
c.
喉のあたりが熱い
お腹の中がぐるぐると動いて
耐えきれずにその場で 四つん這いになる
c.
ぁぉ" え" ッ ッ ! !((ポタポタ、、
喉から込み上げてきたものは
ビチャビチャと嫌な音を立てて 床に落ちる
c.
c.
苦しくって
部屋に入られたことにも 気付かなかった
s.
声のした方を見ると
目を見開いた彼が
手に鍋とコップとタオルを 乗せたお盆を持っていながら 立っている
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c.
s.
駆け寄ってきた彼は 床にある嘔吐物に目もくれず
僕の手を強く握った
s.
吸 っ て ッ !
c.
…ッ ふ ッ ((ポロポロ
s.
c.
s.
c.
だんだんと整ってきて
過呼吸も治まってきた
s.
少し胃が動いた気がしたけど
視界も良くなったし
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だ ぃ じ ょ ー ぶ ッ
少し残ってる気持ちの悪さは 後で1人でトイレに…
c.
楽 に な っ た っ ぽ い … ッ
彼に迷惑をかけないように なんて思いよりも
彼にこれ以上 弱ってる自分の姿を 見せたくない思いが強かった
s.
s.
こ こ に い れ な
片手に持つビニール袋と
まるで見透かされてるような 透き通った藍色の瞳に
心の底から安心してしまって
c.
s.
その声色が優しくて
僕の目からは雫が落ちる
s.
呟く彼の温もりを 頭で感じる
c.
c.
無理すんなよ
彼がそう呟いた時
僕は意識を手放す
床を掃除して
汚れた部分があるシーツや服を
洗濯機へと放り込んだ
部屋のベッドで
少し息苦しそうに 眠る姿を見つめる
c.
軽く頭を撫でると
猫のように擦り寄せてきた
s.
少し我慢をしやすい俺の相方
けどその我慢は
あまり人に気付かれない
まぁ本人が隠してるから 当たり前なんだけど
いつも変なとこで 頼ってくんのに笑
こうゆうときだけ 彼が人に甘える事を彼自身が 許さないんだ
s.
無理をしすぎた彼と
それに気づけなかった俺へ
c.
s.
な ん で す ぅ 〜 …
c.
s.
s.
ふわふわする彼を撫でて思う
…ちゃんと叱れるかなぁ、笑
fin.
前回あんなに 沢山♡貰えるなんて!?
ありがとうございます泣
それ…なのに…っ、 なんとわたくし
結構没っちゃいました(土下座
「圧倒的語彙不足」
オチも中々やばいねぇ…泣
私のこと優しく見守って やってください泣
最後まで読んでくれて ありがとうございました✨
無理せず明日もがんばりましょ