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主
主
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久々知 兵助
放課後の教室、机に突っ伏していた俺は顔をあげた。
竹谷 八左ヱ門
竹谷 八左ヱ門
いつも通りのつもりだった。 だけど兵助はいつになく真剣な顔をしていた。
久々知 兵助
竹谷 八左ヱ門
俺の脳はフリーズした。
竹谷 八左ヱ門
『友情的な意味で?』 と聞こうとしたが、兵助の目は真剣。 からかっている気は0
竹谷 八左ヱ門
竹谷 八左ヱ門
久々知 兵助
兵助は冷静だった
竹谷 八左ヱ門
久々知 兵助
兵助は少し寂しそうに
久々知 兵助
そう言って教室から出ていった。
俺はというと、心臓バクバクでその場からしばらく動けなくなっていた。
竹谷 八左ヱ門
それからというもの、俺は兵助のことを意識せざるを得なくなった。
竹谷 八左ヱ門
次の日から、俺は自分が鈍感ではないことに気付かされることになる。
久々知 兵助
竹谷 八左ヱ門
竹谷 八左ヱ門
兵助が近づくとなぜか鼓動がはやくなったり
竹谷 八左ヱ門
竹谷 八左ヱ門
竹谷 八左ヱ門
竹谷 八左ヱ門
お弁当に豆腐関連が入っているとなぜか兵助を探してしまったり
久々知 兵助
久々知 兵助
竹谷 八左ヱ門
竹谷 八左ヱ門
竹谷 八左ヱ門
体育の授業で背中を叩かれるとなぜか顔が赤くなってしまったり…
久々知 兵助
竹谷 八左ヱ門
久々知 兵助
竹谷 八左ヱ門
竹谷 八左ヱ門
意識しすぎて過剰反応する日々。 そんなある日俺は思いきって兵助に聞いた。
竹谷 八左ヱ門
兵助は少し驚いた顔をした後ニコッと笑った
久々知 兵助
竹谷 八左ヱ門
久々知 兵助
竹谷 八左ヱ門
俺は顔が真っ赤になるのを自覚した。
竹谷 八左ヱ門
久々知 兵助
真正面から向けられる真剣な視線 心臓がまた速くなる
竹谷 八左ヱ門
だが、その答えは意外とすぐに出た。
竹谷 八左ヱ門
久々知 兵助
竹谷 八左ヱ門
兵助の目は大きく見開いた
久々知 兵助
竹谷 八左ヱ門
竹谷 八左ヱ門
竹谷 八左ヱ門
兵助の顔が一瞬でぱぁっと明るくなった。
久々知 兵助
久々知 兵助
竹谷 八左ヱ門
こうして鈍感な俺と、豆腐好きなあいつの恋が始まった。
豆腐のように、柔らかくて、でもしっかりとした恋が。
主
主
主