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始まり.

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始まり.

1 - 物語の始まり

♥

552

2024年10月19日

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ねぇ

大丈夫?

いつもの様にサンドイッチを持って ピクニックしようと野原に出ていた

???

あ゙?

今日はどこで食べようかと悩んでいた所、ボロボロの服を羽織った少年が横たわっていたのを見つけ、 声をかけた

おーおー

怖いですねぇ

格好良いお顔が台無しですよ?

少し煽るように薄笑いを浮かべる

???

んだとてめぇ!

すると先程まで気怠そうにしていたのを疑う程に威勢良く飛びかかってきた

おっとっと

危ない危ない

それをバックステップでかわし、 よろけた少年の首根っこをつかむ

???

はなせよ!!

なッ

生意気ですね~

首根っこをつかんでいるというのに、 ジタバタと暴れる少年

???

離せっつてんだろ!

???

はやく離せよ!

ちょッ

危なッ?!

あまり力がある方ではない

ひゃっ

流石に、 暴れられるとバランスを崩してしまう

???

うぉ?!

よろけて倒れそうになった私の首根っこを少年が掴んでくれた

立場逆転してる…

………

離してほしいんですけど

???

は?

???

わざわざ掴んでやったんだから感謝しろよ

はぁ~??

何この人!ウザ~い!!

じゃあ感謝したいので家まできてもらえます??

???

あ?家?

はい

???

…………

???

まぁいっか、俺も困ってたし

そういって少年は首根っこを掴む手の力を弱めた

???

…ん…?

いらっしゃ~い

先程の場所から歩いて10数分

私の家がある

あれ?お~いどうしたんですか?

私の家をみた途端、少年は硬直した

どうかしたのかと思い、少年の顔の前で手を振る

お~い??見えてますか~

???

……っ

???

おッおい!

???

これ、どーいうことだよ!

突然喋りだしたかと思えば訳のわからない事を言い始める

はぁ?どーいうことですか?

???

なんでッなんでこの森に住めるんだよ!

森?

えぇ…?ただの森でしょう…?

ただの森なのだ、本当に

薬草がちょくちょく生えてるし、 動物も沢山いるし、 魔物だって沢山いる

ほら、普通の森だ

???

この森は魔物がわんさかいるだろ?!

???

なんでそんな森に無傷で住めるんだよ!

へ…?

なんだぁそんなことか

ふっふっふっふ~

知りたいですか~?教えて欲しいですか~?

???

くっそ…

???

んなもんどーでもいいから早く教えろよ!

……まぁいいでしょう教えてあげます

実は私…魔女なんです!

魔女

人間よりをはるかに長寿で、人間には扱えない、魔法をやすやすと操ることができる種族だ

びっくりしましたか~?

???

……は?ウソだろ…?

ホントですよ!

しょーこ見せてあげましょうか?

少年は無言で首を縦に振った

……ふぅ

頭の中で手のひらから小さな火が灯るのを想像する

fire

ぼぉっと小さな音が鳴り、とても小さな火が指先に灯る

どうですか?凄いでしょ!

???

…は…?マジかよ…

少年は唖然とした顔で言葉を口にした

ラビちゃんの小説コンテスト用です!

少年くんが誰なのかは次のお話にて!

この作品はいかがでしたか?

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