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…… …… る、!
あ…… お………る !
あなた 起きる !
× ×
這いばい男
× ×
× ×
這いばい男
× ×
這いばい男
そう言われ、寝起きにも関わらず、 私はわけも分からぬまま、ついて行く
「 いやぁぁぁぁぁ!? 」
その悲鳴を聞き、完全に目が覚める
人だ、…
○○
赤い傘の男
○○
赤い傘の男が覗き込むと同時に悲鳴が響く、 頭が痛い、……
× ×
私の声を聞いて、怯えた顔がこちらを向く
赤い傘の男
それと同時に、視界が真っ赤になり、 ぎゅっ、と締められる
赤い傘の男
赤い傘の男
私に会えたことがそんなに嬉しいのか、 驚くほど言葉が出てくる
× ×
そういうと、少し寂しげな顔をし、 パッ、と離す
× ×
その言葉を聞き、笑みを浮かべる
○○
あぁ、そうだ、完全に忘れていた、
この子をどうにかしなきゃ、
× ×
○○
いきなり人語を喋ったからか、 凄く驚いた顔してる、
× ×
○○
× ×
○○
× ×
○○
少し、戸惑った表情を見せるも、 私の後に着いてくる
ガチャ、
扉を開いて、ベットに彼女を座らせる
先生は、…… 居ないのか、
赤い傘の男
開いている扉越しに、 こちらを覗く赤チャンと目が合う
まぁ、気にしなくていっか、
× ×
○○
○○
× ×
○○
棚から消毒液を取り出し、 布に垂らしてそっと傷に当てる、
○○
包帯を巻いて、
× ×
○○
× ×
○○
這いばい男
少し息を切らしながら部屋に入ってくる
あぁ、そっか、置いていっちゃったんだ、
× ×
そう謝ると彼は笑って「大丈夫」と 返してくれた
○○
○○
少し言いずらそうに聞く、 そっか、この見た目だと、最初は怖いよね、
”私も”、そうだったし、
× ×
× ×
○○
彼女は彼をじっと見つめる
這いばい男
すると彼は不思議そうに首を傾げる
○○
フイッと顔をそらす
× ×
× ×
○○
○○
扉の方を見て、言う
× ×
なんて説明したらいいだろう、
× ×
× ×
○○
× ×
そう言い私はクスッと笑う
それにつられたのか、 彼女も「ふはっ」と吹き出す
なんだか、久しぶりの感覚だ、