野鼠のうりとるなは、 大きなカゴを持って、 森の奥へ出掛けました。
ぼくらの名前はうりとるな この世で一番好きなのは 料理をすること食べること うりるな うりるな
うり
うり
るな
るな
と、二人が話しながらいくと…
まあ!
道の真ん中に、 とても大きな
卵が落ちていました。
うり
うり
と、うりが言いました
るな
るな
と、るなが言いました。
うり
うり
と、うりが言うと、
るな
と、るなも賛成しました
ところで、どうやって 持って帰ったら良いでしょう。
うり
と、うりが言いました。
るな
と、るなが言いました。
うり
るな
うり
二人は腕組みをして、 しばらく考えていました。
うりがポンと手を叩きました。
うり
るな
るなもポンと手を叩きました。
うりとるなは、 急いで家へ帰って、 用意をしました。
一番大きな鍋、 小麦粉、バター、牛乳、 砂糖、ボウルと泡立て器、 エプロンを二枚、 マッチ、リュックサック。
鍋は大きくて、 リュックサックに入りません。
うり
るな
うりとるなは、まず、 エプロンをしめました。
うり
うりは拳骨で、卵を叩きました。
うり
うりは涙を流して、 飛び上がりました。
るな
と、るなが言いました。
石で叩くと、やっと、割れました。
うりは、急いで卵を ボウルへ流し込むと、 砂糖と一緒に 泡立て器で掻き混ぜて、 牛乳と小麦粉を入れました。
その間に、るなは石で釜戸を作り、 焚き木を集めました。
さて、鍋にバターをよく塗って、 ボウルの中の材料を入れて、 蓋をすると、釜戸へかけました。
ぼくらの名前はブタゴリラ この世で一番好きなのは 料理をすること食べること うりるな うりるな
歌いながら、 焼けるのを待っています。
森中の動物
森中の動物
と、森中の動物が、 鼻を動かしながら、 集まって来ました。
そうとも、カステラ作りのうりとるな ケチじゃないようりとるな ご馳走するから待っていて
るな
るなが鍋の蓋を取ると、
まあ!黄色いカステラが、 ふんわり顔を出しました。
森中の動物
皆は目を丸くして、感心しました。
その美味しかったこと!
後に残ったのは、 空っぽの大きい鍋と、
あのとっても大きい 卵の殻だけでした。
さあ、この殻で、 うりとるなは 何を作ったと思いますか?
コメント
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ぐりとぐらのやつやヤッタ!!- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́- ぐりとぐら好きなんだよねぇー(๑♡∀♡๑)