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真青な蒼い空を眺めると
何故か・・──
心が痛くなる─
何故か・・知らないけど─。
その時──
ラン。
ナツハ。
誰かがそう呟いた
ナツハ。
そう。この人は・・・──
私の苦手な灰谷さんだ・─。
ラン。
ナツハ。
一瞬青く空くんでいた空はこの人が来たせいで暗くなった。
あぁ・ー最悪。
ラン。
は?
ラン。
一瞬─彼の顔が近ずき─
私の唇に柔らかいモノが重なった。
ナツハ。
ラン。
そう言い、私から遠ざった。
ナツハ。
なんで、こんなことで照れてんだろう。
しかも、蘭のキスで。
最悪・・・──
久しぶりのお出かけだろうか。
お出かけといっても独り─
友達の居ない私にとってはこれがちょうどいい。
ナツハ。
いっそのこと溜息を着く私は 何故かどうでも良くなってきた。
珈琲店でも行こ~かな。
独りだけど
店員
そう店員が呟く。
店員
ナツハ。
ナツハ。
店員
店員
店員
店員
嗚呼…なんで、こんなに丁寧な人なんだろう。
私とは真逆のようで・・─
何故か悔しく感じる・─。
ナツハ。
それにしても、この珈琲甘いな・・・
懐かしの味が感じられる。
ナツハ。
いつの間にか、飲み干していた。
もっとゆっくり飲みたかったんだけどな─。
店員
誰かと話す時─
必ず何故か目を背けちゃうんだ・・・─
何故か・友達でも─
緊張して、目を合わせられない。
さっきの店員と、話す時も─
目を背けてしまって。
だから─独りでいるのは当たり前なのかな・・─
ナツハ。
だから─私は・・
蒼く輝く空をずっと眺める・・─。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝❤︎90