青
僕はゆっくりと口を開き 今まで黙っていたことを全て吐き出す
赤
青
赤
青
言った方がいいのかな
嫌われるかな
また、一人になるのかな
青
言うと決めていたのに 今となって昔のことを思い出す こんなんじゃ一生言える気がしない
赤
青
青
赤
僕の目からは自然と水滴が溢れる それを見つめ優しく頷く彼 その優しさに包まれたように 僕の心は少し楽になった
青
赤
青
赤
青
赤
青
青
赤
予想外の展開に目を丸くする僕と 反対に彼は少しも驚くそぶりを見せない
赤
赤
赤
青
異世界ってすげー
青
赤
赤
赤
桃
黄
僕が感動に浸っていると 彼はニコニコ圧をかけながら ドアの方に向かって問いかけると 知っている顔が二人出てきた
赤
黄
桃
赤
青
なんだこれ
急展開すぎるだろ
急展開すぎるこの展開に 僕は思わず固まってしまう
桃
桃
青
意味のわからない発言に 返答が困る
黄
助けて...?
黄
くれるわけないよなー
わかってた、わかってたとも
青
僕は近くにいた唯一頼れる存在に 声をかける 彼なら助けてくれると思いきや
赤
スッ(引っ張る
赤
赤
青
助けてくれたはいいが こっちも相当頭がおかしいようだ 助けたをいいことに キスを要求してくる
青
赤
青
赤
桃
黄
赤
親しみやすいもんなー
友達として、赤くん好きだわ
友達としてなら赤くんが一番だ 人懐っこいし、 可愛いし 全ても兼ね備えている宝箱みたいだ
青
赤
桃
黄
赤
青
青
赤
さっきまでの雰囲気とは打って変わって 彼は1トーン声を下げて この場の雰囲気をかえる
青
赤
話し合いを始めたいと思います。