aknkと過ごす日常

ある日の放課後、私はいつも通り、帰ろうとしていた。

ため息をしているような息を吐いて、リュックを背負った瞬間

今話しかけてくれている人は、皆が尊敬していて、学級委員である🫖。私にとっては程遠い存在だ。

そう🫖は顔を少し赤らめながら言った。少し可愛いなと思いながら私は、

そう答えた。

分かりやすく笑顔になった貴方を見た私も、思わず笑顔になってしまう。

🫖に言われて気づいた。確かに、笑っていなかったなと。…まあ、誰とも話していないのに、笑っている方が変だなとは思うが。

誰とも話してないし、無愛想な私に急に話しかけてくれたんだもの。気になるに決まっている。…学級委員だからだろうか。そう思いながら私は問いかけた。

答えにくかった。確かに変だ。変だけど…話しかけてくれたこと自体はすごく嬉しかったので私は

ただただそう答えた。

さすがにこれはベタだっただろうか。

🫖はもっと私と話したいと言いたげな顔をしている。でも、恥ずかしい。逃げたい。そんな感情を持ちながら教室を去ろうとした。

すると、袖に何かが当たった感触がした。それに違和感を持った私が後ろを向くと

彼は私の袖を掴み、そう言った。

何かに落ちる音がした。