りぃちょ
まちこりーた
りぃちょ
ふと、何かを口に出そうとした時。 目線の先に見たくもないものが映ってしまった。
りぃちょ
まちこりーた
りぃちょ
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
まちこりーた
目線の先、そこにいたのはせんせーとニキニキであった。 あってしまった。
まちこりーた
自分がどんな顔をしているのかわからない。 でも、じんわりと頬の辺りが赤くなっていくのを感じた。
まちこりーた
明らかに俺より身長が違うはずなのに、そっと手を伸ばし 俺の目を塞ぐまちこ。
その行動がより辛くて。 ああ、俺はもう、用済みなんだ___
りぃちょ
しろせんせー
しろせんせー
目の前が徐々に暗くなっていく中、まちこがせんせーに歩み寄って 行くのが見えた。 腕を空高く上げ、一気に振り下ろした。
しろせんせー
りぃちょ
まちこりーた
ニキ
まちこりーた
ニキ
りぃちょ
俺はその状況を理解することができず、その場に崩れ落ちた。 頬を押さえ、驚いたような顔をするせんせー。 眉間に皺を寄せて、ぐっと涙を堪えるまちこ。 俺に駆け寄り、心配そうな顔をするニキニキ。
りぃちょ
俺は、絶望するしかなかった。
りぃちょ
りぃちょ
そのまま倒れてしまったのだろうか。 目が覚めるとそこは誰かのベッドだった。
ニキ
りぃちょ
ニキニキがせんせーと出かけるのは別によかった。 何も気にしていなくて、ただ、楽しんできてほしいと思って 見送っただけなのに。
ニキ
ニキ
りぃちょ
その言葉を聞いて、出てくるのは涙だけ。
りぃちょ
狂わせないで
ニキ
ニキ
りぃちょ
ニキ
りぃちょ
ニキ
ニキ
りぃちょ
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
しろせんせー
これほど真剣な顔をして相談をしてきたことはなかった。 りぃちょは昔からそう言うやつだって俺らも重々承知の上で応援していた。 それなのに、こいつときたら、まぁ…
俺から奪ったくせに
ニキ
ニキ
しろせんせー
ニキ
俺からりぃちょを奪ったくせに、どうしてそんなことが言える? 胸にふつふつと沸いてくる怒りを抑えることは、到底できなかった。
りぃちょ
ニキ
りぃちょ
ニキ
壊れたような顔で、ニキを見つめるりぃちょ。 握られたままの二人の手が、さらに硬く繋がれた。
ニキ
洗脳するかのように、今のりぃちょに漬け込むような言葉を投げかける。 彼の目は、徐々に明るくなっていった。
救いを求めていた迷える子羊の前に、主人が現れたかのように。 だんだんと首輪で絞められていく。
りぃちょ
俺には最初から君しかいなかったの?
コメント
5件
最高の作品ありがとう! 書くのお疲れ様です!
せんせーの悪役感半端ない でもめちゃくちゃ可愛い これはりいちょ愛され?
ぴこちゃぁぁん 作品素敵だよおおお これからもガンバレ!!