桂 美代
舞 遥歌
桂 美代
私は新しく見つけた人に グイグイと近寄っていく
舞 遥歌
ゆう?
桂 美代
ゆーさんに指摘された私は 姿勢を正し自己紹介をする
桂 美代
ゆう?
舞 遥歌
ゆう?
舞 遥歌
桂 美代
舞 遥歌
舞 遥歌
桂 美代
舞 遥歌
ゆう?
舞 遥歌
桂 美代
あたし達は互いに うーんと頭を捻らし考える
その時、ゆーさんが何か 思い出したように顔を上げた
ゆう?
舞 遥歌
ゆう?
桂 美代
私ははやくそれを見たくて そそくさとステンドガラスの方へ 走っていく
舞 遥歌
桂 美代
舞 遥歌
私はステンドガラスの縁に 挟まっていた一切れの紙を 強引に引っ張り出す
桂 美代
舞 遥歌
ゆう?
桂 美代
私は言われた通りに 紙の内容を音読する
やあ、この紙を見つけたそこの諸君 僕は君達がこの紙を見つけるのを 今か今かと待ちわびていたよ
さて、そんな君達にはご褒美に とても有益な情報を教えてあげよう
そう、それは
桂 美代
仙石 伊澄
大葛 晃
仙石 伊澄
大葛 晃
仙石 伊澄
大葛 晃
互いに落ち着いた後 俺らは改めて自己紹介をしていた
しかし、それ以上することがなく また静寂が訪れてしまう
仙石 伊澄
大葛 晃
俺は目についている眼帯を 気にしながらそう答える
仙石 伊澄
仙石 伊澄
大葛 晃
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
そう言って彼は 入ってきた扉からそそくさと 部屋を出ていってしまった
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
大葛 晃
仙石 伊澄
オレは晃さんと別れた後 もう片方の突き当たりにある 扉に向かって歩きながら考える
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
そう独り言を呟きながら歩いていると いつの間にか扉の前に着いていた
仙石 伊澄
俺はその扉に手をかける
しかし、扉は押しても引いても ぴくりとも動かなかった
仙石 伊澄
仙石 伊澄
オレはそう言って辺りを見渡す
そのときだった
急に、ガチャ、という なにかが開いた音がした
オレは反射的に振り返る
音の方には、本棚に埋もれた 一枚の扉があった
一番最初にオレが開けようとして 開けられなかった真ん中の扉だ
しかし、その扉が開いていた
そして、その扉の前には
舞 遥歌
仙石 伊澄
仙石 伊澄
オレの体を持った人がいた
数分前
仙石 伊澄
ゆう?
舞 遥歌
紙の内容を美代さんに 読んでもらったあと 俺らはまた頭を捻らせていた
その紙には、参加者同士の体を 入れ替える方法について 書かれていた
しかし、その書かれている方法は あまりにも単純だった
こんな手順だけで 体を入れ替えられるとは 到底思えない
舞 遥歌
桂 美代
桂 美代
ゆう?
桂 美代
ゆう?
桂 美代
美代さんが、うーんと 腕を組み首を傾ける
舞 遥歌
舞 遥歌
そう言って俺は ステンドガラスがある方とは 反対側の壁に設置されている 両開きの扉を指さす
舞 遥歌
舞 遥歌
ゆう?
舞 遥歌
桂 美代
そうして俺は 二人に別れを告げ扉を開いた
扉の先は、壁一面が 本棚で埋め尽くされている 廊下だった
辺りを見渡すと 人が一人、立っているのが見えた
舞 遥歌
声を掛けようとしたその時
仙石 伊澄
仙石 伊澄
彼女はそう言って 近寄ってきた
仙石 伊澄
仙石 伊澄
仙石 伊澄
そう言って土下座する彼女に 俺は気圧されしてしまう
舞 遥歌
俺は慌ててそう答える
しかし、ふと俺は思ってしまった
「この体を手離したくない」と
舞 遥歌
舞 遥歌
そう言い訳をして 俺はさっき来た扉から 帰ろうとする
しかし、その扉は どれだけ力を入れても開かない
舞 遥歌
仙石 伊澄
仙石 伊澄
舞 遥歌
俺は混乱し、後ずさる
仙石 伊澄
舞 遥歌
舞 遥歌
焦りで何も考えられなくなった俺は やけくそになってしまい 彼女を突き放した
仙石 伊澄
彼女は倒れはしなかったものの 大きく後ろに後ずさる
仙石 伊澄
舞 遥歌
俺はそう言って 廊下の端まで走って逃げようとする
俺が向かう廊下の突き当たりにも 一枚の扉があるのが見えた
舞 遥歌
仙石 伊澄
彼女も後ろから追いかけてくる
俺はがむしゃらに走り 扉の前までやってきた
その扉は、さっきと違い すぐに開けることができた
舞 遥歌
俺は急いで、その中に逃げ込んだ
舞 遥歌
中に逃げ込んだ俺は 息を整えながら扉を確認する
舞 遥歌
俺は部屋の内鍵をかける
するとその瞬間 ドアノブをガチャガチャ回す音と 扉の激しいノック音が響いた
舞 遥歌
舞 遥歌
俺はそう思い 扉の前にへたりこむ
やはり、この体は凄い
こんなに走っても 疲れるだけで息もできるし 体に異常をきたすことがない
この体を、手離したくない
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
舞 遥歌
大葛 晃
舞 遥歌
後ろから声をかけられ 俺は驚いて振り返る
どうやら先客が居たようだ
しかし、その姿を見て 俺はまた驚く
大葛 晃
舞 遥歌
大葛 晃
そこに居たのは 俺の体を持った人だった
物語の最後にすいません
屋敷の構造がだんだんと 明らかになってきたので 分かりやすいよう地図を載せました
これが今出てきている キャラクター達の経路です
誰がどれかは物語を見て 察して頂けると幸いです
では
コメント
6件
ドアひとつしかないんかい!! 黒い奴に元の姿渡してええんかなぁ…いや怪しむのも可笑しいけど… 居ない見られないなら失敗する可能性もあるけど