目が覚める。
ここはわたしとあの人の家。
凄く、凄く、幸せな家。
わたしの部屋は二階にある。
あの人の部屋は一階にある。
階段で一階へ降りる。
一階へ降りてくると、 あの人が朝食を作っていた。
わたし
そう声をかけると、あなたはびっくり したのか肩を震わせ振り返った。
あなた
今日は呼んでくれた。
あなたはいい人。
わたしが言ったことを 全て直してくれる。
朝食はホットケーキ。
リビングへ移動して 朝食を食べ始める。
ホットケーキにかかった 蜂蜜が甘い。
でも、
ひとつ不満な点がある。
あなたがわたしを見てくれないこと。
目を合わせてくれない…
どうして?
ねぇ、どうして?
少しイラッときたわたしは
あなたの首につけていた〝モノ〟を
引っ張って…
引っ張って…
わたしの元に引き寄せた。
そしたら
あなたはわたしの目を見てくれた。
ああ、
嬉しい…♪
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