シン(慎太郎)
俺、留学する事になりました、。

湊
は、??

シン(慎太郎)
...

シンの顔を見ると、今にも涙が出そうな顔でこちらを見てくる
湊
(なんで、シンが泣きそうな顔してんだよ...)

湊
...俺にも相談せずになんでそんな事勝手に決めたんだよ。

俺に何も相談しなかったからなのか、怒りが込み上げてくる
シン(慎太郎)
...っごめんなさい!!俺、湊さんに相談しようと思ったんですけど相談しようとしたら胸が苦しくて...。

湊
...

シン(慎太郎)
そんな事駄目だって自分でも分かってました。でも...っこれ以上湊さんの悲しい顔見たくなかったから、、

湊
じゃあ、、なんで

湊
なんで、留学なんかっ(泣)

シン(慎太郎)
...ごめんなさい、、ごめんなさい(涙)

湊
...、、

シン(慎太郎)
本当に俺は駄目ですね、、留学を辞めることだって出来たのに

湊
ほんとだよ、、

湊
...何か学びたいものがあったのか?

シン(慎太郎)
...はい、海外の文化や語学を実際に行って学びたくて。

湊
...そうか、、

湊
どれぐらいシンと会えなくなるんだ...?

シン(慎太郎)
...1年、、です。

湊
...っ、本当にシンってやつは、、いつもそうだよな。

湊
湊さんの悲しい顔見たくないから?
相談しようと思ったけど、胸が苦しいから言えなかった?

湊
そんな大事な事、相談してくれなかったら俺の方が苦しいっ、、

湊
でも、留学する事に決めたのなら俺は全力で応援する。

湊
だから、シン!頑張ってこい!
俺は、大丈夫だから!(ニコッ

シン(慎太郎)
...うっ、、(泣)

シン(慎太郎)
本当にごめんなさい、、っっ留学の事言えなくて(泣)

湊
...!

それだけ、俺に申し訳ない事をしたと思っているのだろう。
湊
もう大丈夫だから、でもこういう大事な事は次からちゃんと俺にも言うんだぞ??

シン(慎太郎)
...はい(泣)

湊
もう泣くな、!(涙)

それから1週間が経ち、シンは海外へと飛び立っていった