コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
黄
夏の匂いが少し漂う5月の始まり
珍しく黄君が声音を弾ませ僕を呼ぶ
青
黄
強引に黄君に背中を押され 僕は窓の前に立たされた
青
黄
青
僕には耳馴染みの無い名前だ
黄
首を傾げている僕を見た黄君は 窓の外に指を指す
青
黄君の指した方には 女子に囲まれた高身長の1年生が居た
明らかに1年生とは思えない顔立ちや 身長に目を疑う
黄
青
黄
青
どおりで周りに女子が集まる訳だ
黄
青
僕は黄君に素っ気無い返事を返す
黄
青
黄君の思いがけない言葉に 僕は驚いた
黄
黄
青
黄
黄
僕が恋愛に興味が無いのは本当だ
でも僕は女子でも恋愛対象にならない
こんな僕が男なんて好きになれるのだろうか、
青
黄
青
黄
青
黄
青
黄
青
帰り道はいつもたわいの無い話をして 帰る
この時間が僕は意外に好きだ
別に面白いとかじゃ無くて… なんか居心地が良いから好きだ
黄
青
黄
青
黄
いつも黄君と別れる時は 名残惜しい
けど、案外1人の帰り道も悪くは無い
1人で何も考えずに歩く時間も 僕は嫌いじゃ無いから、
青
やはり家に帰ってくると 疲れがどっと押し寄せて来る
青
ふと、目線を下に下げる
青
赤君と言うのは僕の弟だ
人懐っこくて可愛い
青
赤君が履くにしては少し大きいサイズだ
青
青
リビングに行ったが赤君の姿は見つからない
青
こんこんっ(
青
赤
青
靴合ったし、誰か居るのかな…
青
赤君の隣に誰かが居る
青
鮮やかなピンク髪
透き通った青い瞳
黄君が言ってた…
青
桃
青
赤
青
赤
まぁ確かに2年の先輩が友達の名前知ってるとかキモイな…、
赤
青
桃
赤
明らかに赤君が顔を赤らめている
そしてさっきから桃君をちらちら見ている様子だ、
きっと桃君の事が好きなのだろう
赤
赤君が機嫌良さそうに僕に話しかけてくる
青
青
赤
青
桃
赤
青
赤
赤
赤
青
赤
ばたん)扉閉
青
青
赤君にあんな想える人が居るなんて
恋愛は興味無いけど
想える人が居る、という事が少し羨ましい
青
2時間後
青
僕はその後2時間勉強をした
隣の部屋は2時間たっても賑やかなままだ
笑い声や赤君が恥ずかしがる声が聴こえる
青
青
時刻はもぅ夜の9時を回っている
青
僕は安心し服を脱ぎ始める
青
するとーー
がらがらっ)(風呂の扉開)
桃
青
そこにはお風呂から上がって来た桃君が立っていた
NEXT♡2000~