怖い夢を見た。
etさんがタヒんでしまう夢。
俺は1人で走り回って、
etさんの名前を呼び続ける。
だけど、それに応える声はない。
自然と涙がぽろぽろとこぼれ、
俺の服を濡らしていく。
ur.🎸
「お願いだから────。」
ur.🎸
ur.🎸
汗でTシャツがびっしょりと濡れている。
真冬なのに、冷や汗は止まらなかった。
ur.🎸
ur.🎸
静まり返ったリビングには、
人の気配が少しもない。
だけど。
コップに入った2つの歯ブラシや、
お揃いの食器が、
愛する人の存在を確かなものにしていた。
ur.🎸
1人での食事は何か物足りなくて、
やっぱり彼女の姿を探してしまう。
ur.🎸
ur.🎸
ピッ…ピッ…ピッ…
何本ものコードに繋がれ、
包帯やガーゼなどで痛々しい見た目の彼女を見、
生きていることにほっとする。
ur.🎸
et.🍫
声をかけても、
etさんはぴくりとも動かない。
涙はとうの昔に枯れきっていた。
ガラガラガラ
ur.🎸
jpp.🦖
jpp.🦖
sv.🐸
ur.🎸
ur.🎸
jpp.🦖
sv.🐸
jpp.🦖
jpp.🦖
jpp.🦖
慰めの言葉が見つからなかった。
メンバーそれぞれに夢が見つかり、
別の道を歩んでいくことを決めたのが1年前のことだ。
メンバーに内緒で付き合っていた俺らは、
解散のタイミングで打ち明け、
そのまま同棲を始めた。
etさんは兼ねての夢だった看護師に就職。
俺はVtuberとしての職に就き、
軌道に乗り始めた矢先の出来事だった。
🍫さんは病院の屋上から飛び降りた。
そこから3ヶ月。
彼女はずっと寝たきりだった。
本来なら即死の高さだったものの、
下の植え込みに落ち、一命を取り留めたらしい。
遺書から、職場内での🍫さんへのいじめが発覚。
陰口、暴言は当たり前のこと、
集団での暴力や業務の押し付け、
持ち物を隠され、盗まれ無視をされ。
何時間もの残業を強制させた挙句、
ろくな残業代も支払わず、
心身共に🍫さんを追い詰めた。
ギュッ…
ur.🎸
この細く華奢な体で、
一体どれだけの苦しみに晒されてきたんだろう。
そして、
なぜ俺は彼女の苦しみに気づけなかったんだろう。
etさんに1番近いのは俺だったのに。
様子が変なことくらい気づいていたのに。
et.🍫
et.🍫
et.🍫
et.🍫
ur.🎸
etさんは眠っている間、
何度も何度もうなされていた。
泣いて、
叫んで、
許しを乞うていた。
etさんは夢を見ているんだ。
奴らに傷つけられる悪夢を。
ur.🎸
sv.🐸
ur.🎸
sv.🐸
sv.🐸
ur.🎸
ur.🎸
ガラガラガラ
yan.🍗
jpp.🦖
sv.🐸
sv.🐸
yan.🍗
jpp.🦖
sv.🐸
jpp.🦖
jpp.🦖
yan.🍗
sv.🐸
sv.🐸
バタン
2人が出て行った病室は、
静まり返って気まずく、思わず俯いてしまう。
これがyanくんじゃなければ、
ここまで気まずくなることもなかったのに。
ur.🎸
yanくんは俺より先にetさんに想いを伝えていた。
それでも、
etさんは俺を選んでくれたんだ。
yan.🍗
ur.🎸
ur.🎸
yan.🍗
et.🍫
ur.🎸
ur.🎸
コメント
9件
&/@/えとさんが起きた?!
ファ、、((??? え、起きた?え? ん?ちょッ 続きぃぃぃぃぃぃいいッッ泣 (楽しみにしてます😊)
え 、 すご(?)