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貴方との思い出は、数えきれないくらいあった。
あなたに取り憑かれたい。
ここで終わらせよう。
こんな想いも、思い出も。
透き通った世界、そこで2人で愛し合うの
後悔とか悲しみも今日あそこで終わらせるの
レイが死んだとこ。
ここは海沿いの踏切。
あの時と同じように、蝉が私の鼓膜を突き破るくらい五月蝿い。
お揃いのキーホルダー握りしめて飛ぶの。
カンカンカンカン…と、うざったるい音が鳴る。
その瞬間、私は踏切を超え、線路の真ん中で棒立ちをした。
ユウ
ふと見えた影。
目を細めてじっと見つめると
透明な君は私を指さしていた。
『貴方だったんだね』とでも言うように
レイ
思ってた言葉と違った。 こんな私を受け入れてくれるのだ
レイ、貴方はすごい優しいね
ユウ
2人でユウレイになろうね
さようなら
これから、幸せになります。
END