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これは
臆病な僕と
勇敢な君との物語だ
夏澄(かずみ)
君はずっと泣いていた
紫音(しおん)
夏澄(かずみ)
紫音(しおん)
、、、反応無し
入っていいってことだよね
夏澄(かずみ)
紫音(しおん)
君はとても驚いたような顔をした
さっきまで泣いていたのだろう
頬がまだ濡れている
紫音(しおん)
夏澄(かずみ)
そう言うと
君はまた声をあげて泣いた
夏澄(かずみ)
紫音(しおん)
紫音(しおん)
夏澄(かずみ)
紫音(しおん)
夏澄(かずみ)
夏澄(かずみ)
紫音(しおん)
紫音(しおん)
君はまた泣きそうな顔になった
大切な人を殺したんだ、、、
知ってるよ
知ってたんだ、ほんとは分かってた
必ずこうなるって
けど、君のことは嫌いになれない
君がするはずないから、
あぁ神様
僕たちにもう一度チャンスをください
むぎ
むぎ
むぎ
むぎ
むぎ
夏澄(かずみ)
紫音(しおん)
むぎ
むぎ