体育館ノ星夏サン

どうも皆さんこんにちは、...

えー、と私、体育館の星夏さんって言います、笑

ただいま、契約しているお2人に目隠しされているところです

何がどうなっているのか分からないので能力が使えません.....

あ、やっと解放されそうです

4歳 弟が生まれた 生まれたばかりからバレーボールを触ってて変だと思った

5歳 弟を庇ってお腹を火傷した 幸運なことに跡が残る程度で済んだ

同じく5歳 両親を失った でも、お姉ちゃんだから頑張らないといけない

6歳 自転車で転けた、膝を擦りむいた、大泣きした でも可愛い可愛い弟にカッコ悪い姿を見せたくなかった

7歳 小学生になった勉強も運動も人一倍頑張った 全て弟にカッコイイお姉ちゃんの姿を見せるためだ

.....7歳 お腹の火傷の跡が原因で虐められ始めた 相談できる人は居なくて辛く悲しい日々が始まった

弟にカッコ悪い姿を見せちゃ行けない、 全て可愛くて愛おしい弟のためだ

8歳 辛く寂しい日々が続いていた 弟にカッコ悪い姿を見せたくないけど我慢出来そうになかったから毎日願うことにした

幸せにしてくださいって

10歳 弟とバレーをしてみた とても難しかったけど弟も頑張ってて微笑ましくなった

9歳 虐めっ子達が天罰を食らった 交通事故や行方不明になっていた

11歳 弟が小学生になった 高学年として、姉として一生懸命努力しようと思った

12歳 弟と喧嘩した 原因は私だ、分かってる、分かりきってる 私が弟を傷付けたんだ

13歳 罪悪感で弟に謝罪出来ないまま中学生になった 私はなんて最低な姉なんだろう 弟に会わないように時間を調節しながら中学校に通った

14歳 会わないようにしたのに、弟が部屋に入ってきた 「ごめん」と言われた 私が悪いのに言わせてごめん そう謝って仲直りした

15歳 バレー部のマネージャーに誘われた もちろんOKした 知らない人ばっかりだったけど皆優しかった

16歳 高校生になった 音駒高校だ、東京に来て弟とは離れ離れになったけど、運動も勉強も人一倍頑張った 部活はもちろんバレー部のマネージャー 猫又先生と土籠先生と仲良くなった

17歳 バレー部ファンの人たちや、腹の痣が原因でたくさんの人に虐められた また願うことにした、幸せにしてくれって

18歳 毎日願っても小学生の時みたいに叶わなかった 土籠先生に相談したら不思議な本を持って相談にのってくれた

私はその後、バレー部ファンに殺された 弟をこの世に残してきてしまった

気付いたら体育館に居た

体が透けてる、幽霊になったと分かった でも、普通の幽霊ではないと思った

その時、私は"神"と出会った

神様はこういった

「お前はこれから怪異じゃ、今まで頑張ってきたから願ったことが叶うようにしてやろう」

私は答えた

「ありがとう、」

その日から体育館の星夏さんと噂され力は益々強くなっていった

一番驚いたのは土籠先生も七不思議だったことだ

....私は落とし物を届けるというオシゴトをした

そのうち、私の能力を落とし物を拾うと勘違いしている人が増えているのが分かった

.....「まぁいいや」

今日は弟の中学最後の試合

たまに見に行ってたけど「コート上の王様」ってかっこいいよね

ずっとそう思ってた

その意味を通行人から聞いた

「孤独の王様」「独裁の王様」

.....腹が立って刀で言っていた人を切り刻んだ

ﾊﾞｼｭｯｻﾞｸｯﾌﾞｼｭｯ

割愛

腹が立って刀で言っていた人を切り刻んだ

とある日1人の青年が訪ねてきた

「星夏さん、星夏さん、願いを叶えてください」

久しぶりの願いだったので聞くことにした

「話し相手になって」

しばらく人間と話せなかったのでとても嬉しかった

でも一応、自分の願いを叶えてしまってもいいか、？と聞いた

すると、その少年は

「試しで呼んだだけだから」と答えた

試しで出来る度胸があるなんてびっくりした

その少年の名は、