ドライフラワー 桃瑞要素多数有
瑞
多分瑞じゃなくて良かった。
『ごめん今日ちょっと遅くなるかも💦 急に飛ばせない仕事入っちゃって、』
スマホを見たら彼氏からメッセージが届いていた。
また記念日を忘れている。 今日は瑞と桃くんが付き合って2年記念日。
何回目かも数えていない。いや、数え切れない
瑞
余裕のない2人だったし。
桃
桃
瑞
瑞
桃
瑞
瑞
桃
桃
瑞
桃
カレンダーを見たら桃くんは何かに気づいたような顔をする
桃
ごめんなんて聞き飽きた。
瑞
気づけば喧嘩ばっかりしてさ
瑞
ごめんね。
梅雨の嫌な湿気が流れる寝室には2人。
何かを切り出したい俺は言葉が出てこなくて黙り込む。
そんな俺より先に瑞が話し出した。
瑞
桃
瑞
ずっと話そうと思ってた。
瑞
きっと私たち合わないね
2人きりしかいない部屋でさ、あなたばかり話していたよね
桃
桃
桃
『1度家を出ます。ごめんね。』
もしいつか、どこかで会えたら、
今日のことを笑ってくれるかな?
桃
『言葉がまとまってなくて理由が話せません。』
理由もちゃんと話せないけれど
瑞
瑞
あなたが眠った後に、泣くのはいや
1年前
桃
瑞
瑞
桃
声も、顔も
桃
瑞
瑞
桃
瑞
不器用なとこも、
全部全部、嫌いじゃないの
ぷるるるっ、ぷるるるっ
瑞
瑞
『瑞、…今どこいる、?』
瑞
『昨日はほんとごめん。今日仕事飛ばしたから もう少しチャンスが欲しい。○○駅来れる、?』
瑞
ドライフラーみたい、君との日々もきっときっと、きっと、きっと
桃
瑞
桃
瑞
桃
瑞
桃
瑞
色褪せる。
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