零番街。

この物語は、いれいすのオリジナル曲である零番街という曲のパロディ作品であります。

解釈不一致な可能性が十分にあります。

そしてこの世界でも桃さんは愛されます。今回は赤さん視点で進んでいきますが、赤さんだけがクソデカ感情抱いてる訳じゃないので安心してください。みんな平等にクソデカ感情を持ち合わせています。

それと戦闘シーンがあります。効果音はほぼありません。その際に登場する敵は使い回しなので、攻めに来た敵は1人では無いです。

よろしくお願いします。

銃声の後、倒れたのは相手の方。

変にナイフ当てようとしてくるから手元狂ったじゃん。

死体撃ち。もうこいつは死んでるけど、まぁ今のイライラぶつけるにはちょうどいい使い捨てのサンドバッグ。

少しの沈黙。遠くから聞こえてくる銃声。

こういう街だ。ここは。

常にどこかで人を殺す音がする。罵声や言い合いや…

この街は俺らを産んで、育ててくれた所。俺らの故郷を汚そうだなんて…そんなの、許せない。許さない。

というのがボスの考え。

…別に、りうらはそんな事どうでもいいんだけど。

…ちりん…

…ちりん…ちりん

あぁ…この声だ…聞きたかった、会いたかった…

もう、りうら…

ぎゅ…

べりっ（りうらを引き離す）

ぎゅ

ばんっ！

どすっ…

なでなで

そう。りうらはこの街のためとか、正直どうでもいい。なんでもいいし興味が無い。

この街がどうなろうとのの街の人達がどうなろうと、知ったこっちゃない。

でも、ないくんは…

…だから、りうらも戦う。

ないくんがそう言ったから。ないくんの夢だから。俺達は、この街で…1番になる。

ないくんに戦えと言われたら、肉が裂けてでも戦うよ。ないくんが着いてこいって言ったなら、這いつくばってでも着いていく。

ないくんに殺せと言われたら、どんなモブも、ここにいる皆でさえも殺す。 …ないくんに、死ねと言われたら、この手で俺は俺を、殺すよ。

ねぇないくん。きっと、皆もそう思ってるよ。

いむも初兎ちゃんもまろもあにきも、皆そう思ってる。

…だから、だからね

ぎゅ…

ぎゅ

～end～