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「お父さんの部屋」
1度も入ることが許されなかった場所
僕はいい子だったから、
言いつけは守ってた。
何があるなんて知らなかったけど。
優
優
優
優
誰?
ガタッガタッッ
優
優
優
ガタンッ
優
優
お父さんの部屋だけは、いつも洋室。
なぜだかは、よく知らないけど。
父
優
バッ
とっさに僕は階段の下に隠れた
優
優
優
優
優
優
ソッ
父
父
優
ツゥーッ
僕の額から冷や汗が伝う。
父
ガチャン
優
優
父
父
優
父
優
ガタッ ゴトッッ
父
優
父
ドカッッ
優
お父さんが勢いよくドアを蹴った
優
優
父
優
父
父
父
優しい言葉とは裏腹に、
さっき蹴ったドアは少しめり込んでおり、
キシキシと悲鳴をあげている。
優
父
優
優
優
優
優
お父さんは、ここから離れさせようとしてる。
ドアの奥だって教えてくれない。
何があるんだろう
僕は、
何がダメなんだろう。
あー、
僕には
居場所がどこにも
ないのかな……。
母
優
母
優
あの時だって
…………。
?
優
?
モブっ子
優
学校の子にだって
もう、嫌われてる
僕の何が
何が
何が悪いの?
……う
嫌なら教えてよ
頑張って、頑張って
作り笑顔でも、仕草でも
ゆう
場を悪くしないようにしてるのに
何も意味がなかったの?
いつ、
いつ僕は
優っ!
ザザッッ