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コツコツと2人の足音が廊下に響く
このままでは気まずいと思い、私は思い切って話しかける
フロイド
フロイド
両手をポケットにつっこみながら私の顔を覗き込むフロイド先輩
フロイド
フロイド
フロイドは興味無さそうに返事をする
フロイド
フロイドは突然私を壁に追い込む
フロイド
私の顎を軽くクイッと上げ
フロイド
フロイド
全身の体温が下がって行くのが分かった
フロイド
フロイド
と言いかけた時にフロイドが突然
フロイド
フロイド
フロイド
両手を自分の顔にあてる
いや…そういう気持ちじゃない…そういうのじゃ…
フロイド
フロイド
フロイド
フロイドは適当に返事をする
私から離れ、フロイドは再び歩き始める
少し寂しく感じたのは気の所為だと言いたい
ペコッと軽くお辞儀をし、オンボロ寮の中に入ろうとする
フロイド
フロイドは寮服の帽子を片手に、もう片方の手は私の手首を掴む
するとフロイドは、はにかみながら
フロイド
驚いて言葉が出なかった
あの先輩が、フロイド先輩が
みるみる全身の体温が上がる
フロイドと時々目を合わせながら
するとフロイド先輩は満足したようにギザ歯を見せながら微笑んだ
フロイド
少し照れているのか、フロイドの手が私の頭に伸びた
大きな手が私の頭に触れる
フロイド
フロイドの背中を見ながら、寮の前に立ち尽くす
これは夢なのだろうか
ほんとにこんなこと
私に起こっていいのだろうか