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“空と海の刻む音“
空と海は本来出会うはずもない。
でも、海と空は似ているように思う。
広く、美しく、鮮やかで儚い。
爽快なバックミュージックが美しい。
ただひたすら、僕はそれを歌にしていた。
この物語は
音楽が好きな高校生が、主人公になるお話。
桃
土曜日の朝8時ぴったし、
俺、桃は美しい人魚のような歌声をこっそり聞きに来ている。
青
ほら聞こえた。
美しく、透き通った声が
俺は多分この子に惚れている。
一目惚れだった。
青
去年、引っ越して来て海が近かったので立ち寄った際
美しく透き通った声が聞こえて
海岸の岩の後ろで見ていた
そこにはギターを持った青髪の少年が高音で爽快なミュージックを奏で、
魅力的な歌声で幸せそうにそして儚そうに歌っている。
そんな姿に一瞬で心を奪われた
桃
自分でも驚いた、体が勝手に動いて
青髪の少年に話しかけていたのだから。
驚いてしばらく固まったあと、クスッと笑って
青
桃
青
桃
青
桃
青
青
桃
桃
青
マズイ失礼だったか?とか思ってたら
泣きそうになってて、
正直不思議だと思った。
でも、不思議なところも魅力的で興味を惹かれた。
それから話をして、仲良くなって毎週土曜日にこうして会いに来るようになった。
歳は俺の二つ下
それで、音楽が好きで今年から俺と同じ学校に通うらしい。
名前は、
桃
青
青
青
桃
桃
青
桃
桃
青
青
そう言って少し頬を赤く染めるのが可愛らしくて仕方ない。
本当に青は俺を飽きさせない。
果たして盗まれた俺の心は戻ってくるのか…
青
桃
青
桃
桃
青
そのあと一曲聞かせてもらって、家に帰って寝た。
俺の人生は青が奏でるメロディで鮮やかになった。
灰色に見えたつまらない世界は青が奏でる音で色で、鮮やかな色に溢れてる。
青のことは尊敬しているし好いている。
明日が待ち遠しい、楽しみで仕方ない。