シャルル

俺は、2年ほど前から付き合っていた女の子がいる

この通り1年くらい前からずっと塩対応だ…

あれ？いつも俺から話し出すのに…

外に出る

また、何気ない会話をするだけ

でも、いつもより話してくれたかな？

ごめんなさい……

私はまた、？？？に対して冷たく接してしまった

本当は、大好きなのに言えないまま……

…明日こそ言おう、2人のこと

後日

別に意味は無い、ただ外に出たかっただけ

外に出たら、そこには彼女が居た

そして、もう1人、男子がいた

意識して無くても言ってしまった

俺は今までどうして信用してたのだろう

両想いだと思っていた

けれど、彼女はあいつが好きなんだろう

……

……ちょうどいい

3時

彼女の手には花束があった

赤いバラ

彼女は、泣いて震えていた、さよならはあなたから言ったのに

最後は― 笑って

明日

俺は彼女からもらった花束を抱えて歩いた

意味もなく……

ただ街を見下ろした

そうやって昨日のことも消そうとする

今、彼女と一緒に居られたらそれほど嬉しいことは無いだろう

空っぽでいよう……

そうしたらいつか忘れられるだろうから……

愛を謳って

謳ってもそれでもずっと苦しいままの心

ずっとこのまま忘れられないで苦しいだけなのかな……

もう忘れたらいいんだろう

遠い未来彼女とまた仲良く出来たら

語って、語って

夜になりかけの空

いがみ合ってもきりがないんだろうけど……

でも、別れを告げたのは彼女だ

笑いあってさよならしたのに……