時刻は午後11時となり、そろそろ就寝する時間となった。
トラゾー
トラゾー
押し入れから敷布団を引っ張り出し、ベッドの隣に敷いた。
トラゾー
トラゾー
トラゾー
クロノア
青年は布団の匂いを嗅ぐと、欠伸をしながら伸びをして、寝そべった。
トラゾー
トラゾー
トラゾー
部屋の電気を消し、ベッドに仰向けになって寝た。
暫くして、ぼんやりと意識が遠退いて、半分寝た様な状態になった時。
トラゾー
音も無く青年がいつの間にかベッドの上に居た。
トラゾー
クロノア
青年はごろごろと喉を鳴らしながら、ぎゅっと抱きついて来る。
トラゾー
頭を優しく撫でてやると、耳を外向きにして心地良さそうな表情を浮かべた。
トラゾー
トラゾー
片手で青年の両頬を掴むと、青年は手をちろっと舐めた。
この行動は愛情表現の意味があると、以前どこかで聞いた事がある。
トラゾー
クロノア
トラゾー
二人は仲良く寄り添い合いながら、眠りについた。
トラゾー
頬をザラザラした柔らかい何かで撫でられる感触を覚え、目が覚めた。
目を開けると、至近距離に青年の顔があって、頬を舐めていた。
トラゾー
トラゾー
クロノア
青年に向かって手を伸ばすと、擦り寄って喉を鳴らしている。
トラゾー
トラゾー
トラゾー
トラゾー
トラゾー
クロノア
トラゾー
トラゾー
トラゾー
クロノア
朝ご飯を食べ終わって、身支度を整える。
トラゾー
トラゾー
トラゾー
踵を返して玄関へ向かおうとすると、青年が手を握って引き留めて来た。
トラゾー
クロノア
トラゾー
尻尾をだらんと垂れ下げて、どこか悲しげな様子の青年。
トラゾー
トラゾー
正直置いて行く事に不安を抱いていた為、連れて行く事にした。
トラゾー
トラゾー
クロノア
青年の身支度を始めると、青年は先程の様子と一変して、表情を明るくさせている。
トラゾー
昨日洗濯して干した青年の服を着せ、最後にお古のサンダルを履かせた。
トラゾー
クロノア
二人はアパートを後にした。
青年の着る服、日用品等の買い物をする為、アパートから少し遠いショッピングモールへ訪れた。
トラゾー
トラゾー
クロノア
トラゾー
休憩をしにフードコートへ行き、適当な席を選んで、そこへ青年を座らせた。
トラゾー
クロノア
青年を1人置いて、飲み物を買いに直ぐ近くの自販機へと向かった。
トラゾー
トラゾー
財布から小銭を出して自販機に投入しながら、不意に青年の座る席の方を見た。
トラゾー
見知らぬ男が青年に話しかけている。
飲み物を購入して、二人の元へ行った。
トラゾー
モブA
トラゾー
モブA
トラゾー
モブA
トラゾー
モブA
トラゾー
モブA
男は終始、悪態をつきながら去って行った。
トラゾー
クロノア
青年は何事も無かった様にけろっとしていて、それよりも水分補給がしたい様だった。
トラゾー
トラゾー
クロノア
缶の開け方を教えながら、暫し二人は休憩をした。
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