ムスカリのように

神様はいつも私の味方をしてくれない

好きだった人には振られる

親友には裏切られる

一週間前

私は親友のnaさんと話していた

あの時、naさんは応援してくれるって言ったじゃん…

私が告白した日

振られただけならまだ良かったのに､､､

そう言って私が帰ろうとした時、遠くにnaさんが居るのが見えたんだ

私は声をかけようとした時naさんの横に人影が見えた

そしてnaさんとその人影は手を繋いでいたの

私が目を凝らしていると横顔が少しだけ見えた

一瞬だけだったけれどその人の姿ははっきりと見えた

茶色のサラサラな髪、とても綺麗な目 あの特徴的なピアス

そしてnaさんとurさんは幸せそうに笑い合っていた

絶望している私を更に追い詰めるかのように、他の生徒たちは次々に言い始めた

嘘､､､naさん私のこと応援してくれるって言ってくれたのに、

なんで裏切ったの？

naさんもurさんのこと好きだったの？

好きだったなら教えてくれたって良かったじゃん、

そしたら私は諦めてからnaさんの恋、応援して、告白もしなかったよ？

ねぇなんで？

なんで？なんで？なんで？なんで？ なんで？

なんで？！

私に言ってくれなかったの、？

そうして私はその場から逃げ出した