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特別編#4 友達の想い
2組教室
如月詩音
、、、、、
滝口一樹
(え、無言で入ってきた、、)
滝口一樹
(まさか、、振られた？)
如月詩音
一樹
滝口一樹
どうだった
如月詩音
おっけー、、だった、、
滝口一樹
おぉ！！！
滝口一樹
やったな！詩音！
如月詩音
ほんとありがとな
如月詩音
相談とか色々乗ってくれて、
滝口一樹
いいってことよ！親友だろ！
如月詩音
！
如月詩音
そうだな！
本当に、 良い友達を持ったな 一樹には感謝しかない
こいつが悩んでたら 次は僕が 色々してやらないとな
4組教室
七瀬凪紗
(やばい、、)
七瀬凪紗
(まさか、、付き合えるとは、、、)
石井咲良
その感じ付き合えたみたいだね
七瀬凪紗
？！
七瀬凪紗
おま、、知ってたのかよ、、
石井咲良
たまたまね〜
石井咲良
一樹と詩音が話してるとこに入ったら
石井咲良
色々話しててさ
石井咲良
そしたら今日告るーってLINEきて
石井咲良
そんな感じだったんだよー
七瀬凪紗
ま、じか、、
石井咲良
葉奈に感謝しなさいよあんた
石井咲良
あんたの話は葉奈が聞いてくれたんだから
石井咲良
今日は休みだから
石井咲良
明日来たらね
七瀬凪紗
そのつもり、
七瀬凪紗
、、、、、、
石井咲良
、、、詩音はさ
七瀬凪紗
？
石井咲良
誰よりも優しい
石井咲良
あんな優しい子滅多に居ない
石井咲良
何言われても笑って、
石井咲良
先輩たちに見放されてても
石井咲良
ずっと笑ってる
石井咲良
自分が何言われてもなにされても
石井咲良
優しくする
石井咲良
それが詩音
石井咲良
でもさ
石井咲良
手を離したらダメな気がするの、
七瀬凪紗
、、、なんで？
石井咲良
すぐ消えてっちゃう気がして
石井咲良
だから、
石井咲良
だから幸せにしてあげて
石井咲良
だから幸せにしてあげて
詩音に どこで凪沙を好きになったのか 聞いたことがあった
如月詩音
え、どこで好きになったか？
石井咲良
うん気になった
如月詩音
うーん、、僕を男みたいだって言わなかったところ
石井咲良
え？
石井咲良
それだけ、、なの？
如月詩音
まぁ他の人はそうかもね〜笑
如月詩音
凪沙みたいに女子苦手な男子って結構いてさ
如月詩音
そーゆー男子はだいたい
如月詩音
”詩音は男みたいだから大丈夫”って言うんだよね
如月詩音
だけど凪沙はさ
如月詩音
男みたいとか関係ないんじゃない？って言ってくれたんだよね
如月詩音
それがほんとに嬉しくってさー
如月詩音
女子として見てくれてんだって思って
如月詩音
まぁ言っちゃえば
如月詩音
一樹から凪沙が僕のことが好きとは聞いてたんだよね
石井咲良
え、そうなの？
如月詩音
そう4月の時にね笑
如月詩音
あいつが口滑らせて
如月詩音
文化祭練習の時サボってたらたまたま会って
如月詩音
友達になろーと思って話しかけたら
如月詩音
女子苦手ーみたいなこと言われて
石井咲良
そんなことがあったとは、、
如月詩音
凪沙が初恋なんだよね
石井咲良
え？！高校にして初恋？！
如月詩音
はは、遅いよねー笑
凪沙のことを話す詩音は 凄く幸せそうな顔してて
あぁ、、ほんとに好きなんだ って思った
なんでも嫌なことを 笑顔で隠そうとするこの子を 私は守りたいって思った
手を離したら 儚く散ってしまいそうな そんな子
幸せになって欲しい 強く願った
石井咲良
(詩音に、、辛い思いさせたくない、、)
七瀬凪紗
安心してよ
七瀬凪紗
大丈夫だから、
七瀬凪紗
俺初恋初彼女で頼りないかもしれないけど
七瀬凪紗
好きな女泣かせるようなことはしないから
石井咲良
(、、！)
石井咲良
そう、、だよね、、
七瀬凪紗
うん
七瀬凪紗
咲良も、晴輝に泣かされたら言えよ
七瀬凪紗
葉奈呼んでボコボコにするよ笑
石井咲良
あいつはそんな事しないって笑
石井咲良
(私の考えすぎか)
石井咲良
(大丈夫か、、この2人は、、)
幸せになってね
2人とも！！
つづく
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