おかし
サンプルです!
おかし
彰寧々、地雷な方は🔙
寧々
あ、東雲くん…
私は東雲くんが好きだった。 けど… 想いを伝えられない自分が嫌いだった。
彰人
何だ?
寧々
ううん、何でも無い。
今日も何も言えなかった。
寧々
全然、駄目…
明日は、東雲くんの誕生日。 頑張ってプレゼントを梱包するけど… どうしても上手くいかない。
寧々
類にやってもらおうかな…
類、器用だし。 けど、何か嫌だった。 自分で頑張って作った物を、 東雲くんに渡したかった。
寧々
よし、頑張ろ…
もう一度、リボンを巻き付けた。
寧々
東雲くん…
寧々
これ、あげる…
そう言って渡したのは、 ワンダショの公演CD… とおすすめのCD。 おすすめのCDには、 昨夜頑張って巻き付けた、 オレンジ色のリボンが付いている。
彰人
これは…
彰人
草薙達のショーの…
おすすめのCDを見た途端、 東雲くんの表情は暗くなった。 けど、直ぐに笑顔に戻った。 何か気に入らなかったのかな…
彰人
ありがとな。
目を合わすことが出来なかった。
寧々
白石さん…
寧々
東雲くんに、
CDあげたんだけど…
CDあげたんだけど…
寧々
喜んで無くて…
放課後、 白石さんにそう打ち明けた。
杏
何てやつあげたの?
寧々
えっと…
CD名を言うと、 白石さんは言った。
杏
あー、それ…
杏
彰人、持ってるやつかも…
寧々
え…
仕方ない。 仕方ないけど… 心にはわだかまりが残っていた。
彰人
あ、草薙!
寧々
…え?
息を切らして、 東雲くんはやって来た。
彰人
あのCD…
彰人
俺持ってるけど…
彰人
好きな曲で…
寧々
うん…
東雲くんは続ける。
彰人
お前も同じ感性、
持ってるんだなって…
持ってるんだなって…
彰人
驚いただけだし…
彰人
あと…
彰人
嬉しいなって…
東雲くんの顔は、 真っ赤になっていた。
寧々
ふふ、ありがと。
彰人
何そんなに笑ってんだよ…
寧々
いや…
これは私の中途半端な恋のお話。
おかし
こんな感じの作風です!
おかし
書いて欲しいcpが、
ありましたら、
前話で募集してます!
ありましたら、
前話で募集してます!
おかし
よろしくお願いします!