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おかし
おかし
寧々
私は東雲くんが好きだった。 けど… 想いを伝えられない自分が嫌いだった。
彰人
寧々
今日も何も言えなかった。
寧々
明日は、東雲くんの誕生日。 頑張ってプレゼントを梱包するけど… どうしても上手くいかない。
寧々
類、器用だし。 けど、何か嫌だった。 自分で頑張って作った物を、 東雲くんに渡したかった。
寧々
もう一度、リボンを巻き付けた。
寧々
寧々
そう言って渡したのは、 ワンダショの公演CD… とおすすめのCD。 おすすめのCDには、 昨夜頑張って巻き付けた、 オレンジ色のリボンが付いている。
彰人
彰人
おすすめのCDを見た途端、 東雲くんの表情は暗くなった。 けど、直ぐに笑顔に戻った。 何か気に入らなかったのかな…
彰人
目を合わすことが出来なかった。
寧々
寧々
寧々
放課後、 白石さんにそう打ち明けた。
杏
寧々
CD名を言うと、 白石さんは言った。
杏
杏
寧々
仕方ない。 仕方ないけど… 心にはわだかまりが残っていた。
彰人
寧々
息を切らして、 東雲くんはやって来た。
彰人
彰人
彰人
寧々
東雲くんは続ける。
彰人
彰人
彰人
彰人
東雲くんの顔は、 真っ赤になっていた。
寧々
彰人
寧々
これは私の中途半端な恋のお話。
おかし
おかし
おかし