コメント
12件
紫
黄
桃
赤
赤
橙
黄
紫
橙
黄
桃
桃
青
【 僕もどこでも 】
橙
桃
青
デート、かぁ…
赤
紫
ひぇ~、バレてるし…()
青
赤
赤
【 ありがとう!!!!! 】
赤
桃
黄
橙
本人には見られてなくてよかった、
桃
近くにあった公園に寄り、木陰を歩く。
唐突に、さっきの質問を返したくなった。
青
【 桃くんは、】
桃
【 なんで僕と仲良くしてくれるの? 】
桃
彼は、僕の目とスマホに打った文字を交互に見つめる。
桃
桃
桃
喋れないから、でもなくて
可哀想だから、でもないんだ
本当にいい人だなぁ、
【 ありがとう 】
桃
桃
青
どくんっ、と心臓が弾む。
心を奪われる、ってこう言うことを言うのかなって。
青
また4人と合流して、電車に乗り込む。
紫
青
桃
言われてみれば…だけど、
5人がそばにいてくれるだけで楽しかった。
赤
橙
黄
13時ごろ、地元(?)に帰還。
赤
紫
橙
黄
桃
青
あの駄菓子屋
…、喋れなくなってから初めて行くな
青
友達
小3までほぼ毎日通ってたなぁ
お菓子は買わなくても、おばあちゃんと話すために行ったりして…
友達
駄菓子屋のばーちゃん
駄菓子屋のばーちゃん
駄菓子屋のばーちゃん
友達
友達
駄菓子屋のばーちゃん
青
おばあちゃんに変なこと言われたらどうしよう、
全身に緊張が走る。
紫
小ぢんまりとした古びた建物。
まだ営業してるとは…
橙
桃
赤
黄
紫
橙
青
恐怖感と焦りで足がすくむ。
少し遅れてみんなのあとを追う。
赤
駄菓子屋のばーちゃん
黄
紫
駄菓子屋のばーちゃん
駄菓子屋のばーちゃん
橙
駄菓子屋のばーちゃん
いや…5年ぶりは記憶力えぐいて、
桃
駄菓子屋のばーちゃん
桃
紫
駄菓子屋のばーちゃん
青
なぜバレた!?……髪色か…病んだ
駄菓子屋のばーちゃん
桃
赤
駄菓子屋のばーちゃん
青
桃
橙
駄菓子屋のばーちゃん
桃くん、僕が答えなくてもいいようにしてくれてる…?
駄菓子屋のばーちゃん
うぅ、…そいつ小4で転校した…!
青
駄菓子屋のばーちゃん
桃
桃
わかってくれてたんだ、
駄菓子屋のばーちゃん
青
残念そうなおばあちゃんを見て、胃がキリキリと痛む。
紫
黄
赤
橙
青
駄菓子屋のばーちゃん
泣きたくなる。優しすぎる。
ありがとう、…と心の中でつぶやきながら、小さく笑顔を作った。
赤
黄
赤
駄菓子屋のばーちゃん
楽しそうに店内をうろつく僕らを見るおばあちゃんは、すごく嬉しそうだった。
僕も200円分ぐらいのお菓子をカゴに入れ、会計を済ませる。
全員の会計が終わると、
あ、そうだ!とおばあちゃんが手を叩いて、店の奥に何かを取りに行った。
駄菓子屋のばーちゃん
ラムネ…太っ腹すぎないか、?
橙
黄
桃
赤
紫
青
駄菓子屋のばーちゃん
桃
駄菓子屋のばーちゃん
また来てね、と微笑むおばあちゃんに見送られて、僕たちは店を出た。
紫
桃
赤
黄
橙
赤
黄
黄
橙
紫
橙
桃
桃くんは少し驚いたように固まる。
不自然だ、と思った。
桃
赤
黄
橙
紫
桃
青
紫
紫
橙
紫
橙
桃
赤
青
黄
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赤
橙
橙
赤
紫
黄
桃
橙
みんなで砂利に座って、しゅわしゅわ弾ける液体をのどに流し込む。
赤
橙
赤
黄
桃
紫
青
黄
橙
赤
赤
紫
青春だな~……
橙
桃
黄
黄くんバイトやってるんだ、
赤
紫
黄
気づいたら、みんなは川に足をつけている。
橙
桃
青
水温が冷たすぎて、足にぴりりっと痛みが走る。
それすらも楽しい。幸せ。
こんなに幸せだったことって、お父さんがいなくなってからの人生であったっけ…笑
青
なぜか、笑いながら涙を流していた。
桃
赤
近くにいた2人が反応する。
桃
【 楽しかったなって思っただけ。心配させてごめんね笑 】
桃くんは、僕のスマホを覗き込んで、目を細めて微笑む。
桃
不覚にも、また泣きそうになる。
桃くんって、ほんとにずるい。優しすぎる。
赤
川の水滴かもしれないけれど。 赤くんの目元からは、きらきら光る雫がほろっと1粒落ちた。
青