堕天使類
ねえ司くん
正月司
…なんだ?
堕天使類
最近の人間ってつくづく調子に乗っていると思わないかい?
正月司
すまないが、オレは人間たちのことが好きだからその様な話題には乗れないな。
堕天使類
…まあいいから聞いてよ。
前に僕が人間をちょ〜っと誘惑して堕とそうとしたんだけどさぁ、
前に僕が人間をちょ〜っと誘惑して堕とそうとしたんだけどさぁ、
堕天使類
その人間に、「俺は貴方のような人に支配されて望みを叶えたいわけじゃない」やらなんやら言われてさ?
堕天使類
生意気だなって…
正月司
偉いな、その人間は…!
正月司
流石だ、お前からの話を断るとは。このオレが見込んでやろう。
堕天使類
は?いやいや、そういう話じゃなくてだね
正月司
まあそれはいいとして
堕天使類
うん?
正月司
オレは寝るから後の人の子らの見張りは全てお前に任せたぞ!
堕天使類
はい!?
堕天使類
いや君の寝るは100年単位じゃないか嫌に決まっているだろう!
正月司
永劫の時を生きる我らからしたら、その程度の時間は瞬きに等しいだろう?
堕天使類
いや等しくないから辞めてくれるかい
堕天使類
…え?
堕天使類
もしかしてもう寝たのかい?
堕天使類
ちょっと…
堕天使類
君が寝てる間に人が寿命を迎えるんだけれど?
正月司
💤
堕天使類
司くん……
堕天使類
…………
堕天使類
(布団をかけてあげる)
堕天使類
…全く、この龍神くんはめんどうなんだから…