体堕

ｳﾞｳﾞｳﾞ♡”

あれから何時間経ったんだ？

もう上手く頭が回らない。…苦しい。

”あんな事”、しなければ良かった。

ｶﾞﾁｬ

ﾎﾟﾁ(止

ｸﾞﾊﾟｧ…♡(拡

撫)

ｸﾞ…(当

ｽﾞﾌﾟﾝｯ”♡”

その時の僕は抵抗するどころか、兄に与えられるもの全てを享受していた。

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ×？？？

ﾊﾞﾁｭﾝｯ”ｯｯ”♡♡”

身体だけならまだ良かった。

…でも、心までも＿＿明に堕とされてしまった。

(起上

薬でも盛られたのかと思う程身体が熱く、コイツを見る度にドキドキする。

薬など打っていない兄は、僕のその様子を不思議そうに見つめていた。

ｽﾘ…(頬撫

明はどこかふざけた様子でそう言った。

自分でもびっくりする程、兄への好意が詰まった言葉が次から次に頭によぎる。

兄もその様子に驚嘆としていたが、しばらくすると歪んだ表情に変わった。

押倒)

ｷﾞｭｩ

ｷﾞｭｯ

天地がひっくり返っても好きになる事がないと思っていた兄に、ここまで簡単に絆されて、堕とされてしまうなんて…。

この世は、まだまだ”僕たち”の知らない事だらけだ。

昔は兄のおかしなくらい従順で、狂気じみたところが気持ち悪くて仕方がなかった。

でも今は、愛おしくて仕方がない。

ずうっと一緒に居られるね♡♡♡

end.