煙草は嫌い

・赤桃 ・R18 ・微 痛めつける描写 ・意味のわからないプレイ

煙草を吸って吐くと出る白い煙。

その他、この季節特有の俺の吐く息に含まれる水蒸気が白くなってできたやつ。

名称は知らん。

...けど、冬は寒いから嫌。それだけ。

煙草が嫌いな君は、中々ベランダに足を運ばない。

これが俺のたのしみ。

でも、俺とは対にらんは否定派。

長生きして欲しいとかなんとか変な理屈を並べている。

はぁ...とため息をつくらんの口からも俺と同様、白い息が出てる。

俺に吸うのを辞めて欲しい理由は煙草への嫉妬らしい。

そっと唇に落とすと、ぽっとわかりやすく顔を赤らめる。

ベランダの窓ガラスに反射した俺の耳は赤くないけど。

それはまだ伝えてあげない。

数十時間前にベランダで吸ってた時間とは異なり、やはり夜は冷え込む。

どこからか吹く風も強い気がして。

左手で不安定に煙草を持ち、右手で彼の手首をガシッと掴む。

意外と男っぽい手。

まあそんなの関係ない。

ベッドに倒しちゃえば全てこっち陣営なんだから。

不安がっているような怯えてるような顔をぼんやりと浮かべるらん。

さっきとは別に、今度は右手で煙草を摘むため安定感がある。

煙草を口にくわえなおして、少し荒く解かしてあげる。

煙草の火が消える前に。

片手は恋人繋ぎ。

肉壁を少し荒く擦ってあげるとそれに合わせて手もぴくっと動く。

少し爪を立てなぞってあげれば深く俺の手を握り返す。

はやく挿れたい気持ちがある反面、焦らしてくるのも嫌いじゃない。

さっきよりも奥に無理やり手を突っ込んでなぞってみる。

続けていたら手がつりそうなくらいきついけどそこも可愛い。

指を無造作に動かすと、それに比例してらんの手の動きも変わる。

奥が苦手らしい。 いいこと知っちゃった

深く手を握りなおしてくれて、小さく頷いておっけーのサインをくれる。

ごめんだけど、今日はゆっくり優しくなんてしてられるほど暇じゃない。

たしか膀胱のもっと下の奥の方に...

さっきまで従順に優しく接してたせいでギャップが崩壊し、らんが困惑したようにこちらを見つめてくる。

絡めていた指を解き、ふーっと息を吐いて煙草を握る。

乱れたてで上手く呼吸できてない挙句近距離で煙草の煙を吸わせる。

案の定むせ返って目の下に涙がたまっている。

そんならんに追い打ちをかけるように皮膚にじゅっと煙草を当てる。

煙草の先端には弱いオレンジが。

まだあつい。

シーツに付着したらんの飛び散った精液に煙草をぐりぐりと押し付ける。

火はまだ消えないけれど、べっとりとしていて発色が見にくい。

見開いた目が少し狭まった。

安心しちゃって。

あー...馬鹿だな。

俺の話を否定するために俺の話聞いてるんでしょ。

もう火が消えているぐちゃぐちゃの煙草を見せつける。

今回実は行為中の効果音一切なくしてみたんだけどどうー？

いつもみたいな効果音あった方が内容入ってきやすいですか？？

どっちの方が好きかぜひコメントにて教えてください🐾