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BL表現あり
緩いR表現あり
イメージ崩壊注意
ご本人様とは一切関係ありません
教室の扉を閉め改めて紫原を見る。
🩷
そんなに喉乾いたの?と半分冗談で、顔を覗き込もうとすると、
いきなり右手を繋がれ引っ張られる。
足早に歩く彼に引っ張られ俺も何も言わず着いていく。
紫原の行くままに着いてきたはいいけど、こっち方面って
え、なんで旧館?
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自販機行くんじゃねえのかよ!と訴えるが何も喋ってくれない。
お、怒ってる?
こんな紫原今まで見たことない
ちょっと怖い...
旧館の人気のない廊下まで来ると、ようやく彼の足が止まる。
ゆっくり俺の方に振り返り、
繋いでいた右手を恋人繋ぎに握り直し、 その手を握ったり、開いたり、繰り返している。
今日は甘えたなのか、かわいーと思って俺も初めは黙ってそれを見ていたが
段々と手の感触がリアルに伝わってくるというか、
な、なんか、
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俺が制止する前に紫原から唇を塞がれる。
後退りしようと1歩足を後ろに引いたところで、右手を彼の元へ引かれ、空いてる左手を首後ろに添えられて完全に逃げ場を失ってしまう。
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紫原の舌が何度も、何度も俺の唇をなぞる。
言葉にならない声で必死に制止を訴える。
いつもならやめてくれるのに...
左手で彼の胸辺りをトントンと叩くと、
その手も彼の左手に繋がれ、
もう抵抗のしようがなくなってしまう。
右手も左手も繋がれ、俺の手の甲や指の間を、 彼も手を繋いだまま器用に指を動かし刺激してくる。
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その感覚に堪らなくなり声が漏れる。
紫原はその隙を逃さず、俺の口内に舌を侵入させる。
紫原の舌が逃がさないと言うように、俺の舌に絡みついて離さない。
全身の力が抜ける。
もう俺には少しでも声を抑えようとすることしか出来ない。
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チュクチュクチュクと卑猥な音が 2人だけの廊下に反響して、恥ずかしい...
恥ずかしさ以外にも色んな感情が混じり合い、 堪えていた涙が頬を伝う。
俺が泣いているのに気づいた彼の動きが止まる。
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泣かないでと俺の頭を撫でたり、涙を拭ったり、彼もかなり焦っている様子が見て取れる。
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俺が落ち着くようにずっと頭を撫でてくれる。
べつにキスされるのが怖かった訳じゃない。
紫原とのは、は、初めてって訳じゃないし...
ただ何も話してくれない紫原が怖かった。
嫌われたんじゃないかって思った。
嫌われるのだけはやだよ...
目に沢山の涙を溜め、俺に伝えてくれる桃瀬。
ここ数ヶ月桃瀬を見てきて分かった。
俺が桃瀬の”よすが”になるんだって
なのに
泣かせてんじゃねえよ
カッコつけてんじゃねえよ
俺は桃瀬を慈しむようにそっと抱きしめる。
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かっこ悪くてごめん
心狭くてごめん
余裕なくてごめん
俺はスマートに流したり出来ないよ
桃瀬を独り占めしたいっていつでも思ってる
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桃瀬は優しく笑って俺の肩に顔を埋めて 重力に任せていた両手を俺の背中で交差させる。
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...こうやって俺はまた桃瀬の優しさに甘えるんだ
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予想していなかった言葉に俺は心臓が跳ねる。
桃瀬の顔を見ると、りんごみたいに真っ赤だった。
桃瀬からの要求は初めてだった。
今なら軽く校庭全裸100周できる。
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ふつーの
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き、きゃわわ〜
身長なんて大して変わらないのに、この上目遣いの破壊力
うん。一生愛す。
顔を真っ赤にして、目をぎゅっと固く閉じる彼を見て尚一層のこと
愛おしいと感じる。
そんな彼の耳元に右手を添えると、それだけでビクッと体を揺らす。
鎮まれ俺。
チュッと唇が触れるだけのキスをする。
そのまま彼の頬を撫でていると、長い睫毛に隠れていた瞳と目が合う。
にっこりと微笑み、えへ、なんて可愛い声で、猫のように俺の右手に擦り寄ってくる。
🩷
桃瀬の顔も、俺の手もどちらも熱がこもって熱いから、右手に付けている3つの指輪が一際冷たく感じ擦り寄ってきたのだろう。
桃瀬の行動、言動全てが俺の欲情を掻き立てる。
もう一度キスしようと桃瀬に顔を近づける。
?