星の輝く夜空で約束を

小学生時代

バシャーン

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

小さい頃、いじめられていた

いじめられていた理由は

俺の目の中にに星が二つあったから

たったそれだけの理由なのに

　キミが悪いと言われ続けていた

俺が助けを求めても

心配そうに見てくる人がいるだけ

決して助けてくれようとはしなかった

そのせいで友達もできなかった

中学生時代

俺はモテた

皆んな目や顔で判断して来た

俺の中身や性格を見てくれる人は

　誰一人居なかった

だからみんな

などたくさん話しかけてきた

別に普通にモテるのはどうでも良い

けれど...

　彼氏がいる女の子も俺に寄ってきた

おかげで男子から嫌われていた

たくさん陰口を言われたり

虐められたりした

辛かった

　けど小学生と同じで

誰一人俺に手を差し伸べてくれ なかった

　それどころか俺に色目を使って 来た女子でさえ

一緒に俺の事を虐めてきた

高校時代

小学校や中学校と同じで虐められたくなかった

だからわざわざ遠い所へ受験した

　何処か遠くの所に行ったら

虐められないと思っていた

けど、虐めは無くならなかった

そう言ってまた虐められた

虐められるだけならまだ良かったのに

悪い噂を流されたり

無視されるようになった

辛い事が毎日続く中

ついに俺は耐えきれなくなって不登校になった

ただ友達を作りかっただけなのに

普通の学生として暮らして いきたかった

それなのにこんなに理不尽な理由で虐められてしまった

でも

大人になったら報われる

そう信じていた

信じていたのに...

大人になった俺はホストになった

いや正確にはさせられた

本当は自分で役職を選んで見たかった

けれど目に星があるせいで

　ホストとして働く事になって しまった

あぁ目に星がない方がなかったな、

　そう思っていた

だって

星が無かったら俺は普通の人間として

自由に生きる事ができて

虐められずに済んだかも知れないのに

なんで目に星があったんだろう、なんで俺は生まれてきたのだろう

なんで

なんで

星なんか存在したのだろう…