今日から私も2年生。 新学期が始まり、クラス発表がある。 学校につきクラス表の貼ってある 廊下に出るとそこはとても 混雑していた。
1組、2組·········· と並んでるクラスごとに 書かれてる名前をみていると 1組の所に「花坂陽菜」と 書かれていた。
と思い、他に知ってる人は 居ないか、と三組のクラスを まじまじと見つめていると 「田中龍之介」、「咲宮美月」と 書かれていた。
そして私は1組に向かった。
元々人見知りで自分から 話しかけるような性格じゃない私は 高校生になってからも 狭く深い交友関係を築いてきたため 見たことある人はいても 本当にただ見たことあるだけで あって、何の関わりもないのである。
美月
後ろから美月が肩を組んでくる
美月
美月
美月
美月はとてもコミュ力が 高くて、去年も一瞬で クラスに馴染んでた人気者。 多分今回もそうなはず...
美月
陽菜大好きーー! と抱きついてくる美月。 ガラガラ とドアが開く
田中
田中
私は去年、清水先輩やバレー部の 方々に粘り強く勧誘され、 じゃあお試しで。という形で 入部した。どうせ入りたい部活も 無かったしバイトはしたかったけど 別にお金に困っているわけでも なかったから別にいいかなと 思ってた。
お試しでという形で始めて 1年も続けるのはおかしいと思うけど。 私も何度か辞めようかと思った時も あった。実際今も迷ってる。 けれどその度その度皆に 必死に引き止められて 結局辞められずにいる。
だけど、そろそろ流石に 区切りをつけようと思ってる。 1年間やってみても、過去のことがチラついて 苦しくなるだけだし。勿論、楽しいと 思う時もあったし、バレー部の 皆には感謝をしているけど それでも私は、あそこにいるべき 人間では無いと思うから。
そもそも私はもう バレーとは縁を切った身だし。
田中
それまでバスケ部がため 話に入り込みにくく黙っていた 美月がじゃあさ!と口を開く
美月
美月
田中
田中
隣から心配そうに私を見つめる 美月。 美月には、過去のことを 話していない。 美月だけじゃない。 バレー部のみんなにも。 だから、私が辞めたい理由が 分からないのだと思う。
田中
あっという間に ホームルームも終わり 入学式の時間になった。
美月
今は在校生が席に座り、 新入生を待っている状態。 美月は、私と身長が近いため 私の隣に座っている。
美月
可愛い子いたら絶対 バスケ部勧誘しよ〜!なんて ウキウキしながら呟いてる 美月。その時に放送が流れた
『新入生入場』
体育館内が静まり返り、 拍手の音と、いかにも入学式らしい 音楽が流れ始める。
美月
小声で呟いてくる美月に 私も小声で聞く。
美月
美月の目線に私も視線を向けると
美月
美月
私が視線を向けた先に居たのは、 中学時代の後輩だった。
なんで?どうして? 青葉城西とか白鳥沢とか もっと強豪校は沢山あるのに…… なんで
影山が烏野高校に___
名前:咲宮美月(さきみや みづき) 性別:♀︎ 性格:元気、明るい 年齢:16(高二) 誕生日:1月26日 身長:160.1 体重:45kg 好きな○○:バスケ、星、など 嫌いな○○:勉強、虫(主に蜘蛛) 最近の悩み:彼氏欲しい その他:陽菜の親友
↑イメージ画
𝙉𝙚𝙭𝙩 .
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