ニキ
しろせんせー
目の前に居る頬を赤く染め、涙を流しながら蕩けた顔をしてる僕の恋人……ボビーと僕は同じような甘い息を小刻みに吐く。
言葉にせずとも分かるくらいに、事後特有の甘い息を何度も、何度も小刻みに吐いていく。
ニキ
息を必死に吐いては吸うボビーがなんかえろく感じて。
僕はつい、ボビーの中に入ってる物を関わらずまた興奮させる。
しろせんせー
大きくしているのを感じたのか、ボビーは驚いた顔をして弱々しい声で僕に話をかけてくる。
ニキ
しろせんせー
驚き、自身の腕を僕の腰辺りに伸ばす姿がどうしても可愛く感じて、Sでもないはずなのにボビーを虐めたくなる。
しろせんせー
口では遮らず、行動でボビーの言葉を遮るとボビーは「あっ」と一瞬声を荒らげる。
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
明日の予定ばっか気にするボビーに、僕はなんでか。 いつもは感じない「嫉妬」を感じた。
「予定が気にならないくらい、めちゃくちゃにしてやりたい」
そんな欲が俺の全身から溢れ出そうになるも、必死に蓋をして抑える。
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
シーツを掴んで、俺を睨みつけるかのようにこっちを細目で見ながら頬を染め、息が荒いボビー。
そんなボビーにこれ以上の快楽を与えたらボビーはどうなるんだろ。なんて、口が裂けても言えない言葉の羅列を飲み込んでひたすらにボビーの奥を突き続ける。
その度にベッドのスプリング音と共に自然と出てくるボビーの声に、俺は心の底から興奮を感じた。
しろせんせー
かわいい。
言葉を漏らしそうになる。
ニキ
唾を飲み込む。
おかしい、なんかおかしい。 普段はもっと余裕があったのに。
今日はなんでか余裕がない。 だめだ、抑えられなくなる……。
ボビーを狂わせたい。 そんなことしか考えれなくなる……なんで。
しろせんせー
シーツを抑えるボビーの手に、ぎゅっと、俺自身の手を重ねた。 そんなのには気づかず、ボビーはひたすら迫り来る快楽を感じ続ける。
ニキ
ニキ
俺のものになって。
そう言おうとするも、言っちゃいけない気がして口を閉ざす。
しろせんせー
涙で、汗で、涎で。 ありとあらゆる水でぐちゃぐちゃになったボビーの顔が、本当に愛おしく感じて。
しろせんせー
何かの感情に任せて、俺はボビーの気持ちいい所をひたすらに突いていく。
しろせんせー
ニキ
その声と共に俺とボビーは性器から白いドロドロした液体をどくどくと、垂らしていく。
ニキ
しろせんせー
しろせんせー
ニキ
見るからにイライラとしているボビーを見ても怖気付くわけもなく、クスッと笑ってはごめんと軽い謝罪をする。
まるで、さっき理性がギリギリだった人とは思えないくらい。 けろっと。
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
クスッと笑って……なんてことはなく、あっさりと会話を終えるとボビーは風呂場へ行った。
残された俺は近場にあるタオルで身体を拭いながら、さっきなぜ理性があんなにもギリギリだったのかを考える。
……特に、なんもなかったのに。 なんであんな……。
……まぁ、いいか。 結果切れなかったんだし。いいか。
そう考え、拭ったタオルをその場へ置きボビーの帰りを待つ。
数分するとボビーが帰ってきて、次。と言われたので風呂に入り、ボビーが寝ているベッドで何事もなく眠りにつく。
コメント
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小説更新ありがとうございます!にきしろ待ってましたっ😭受けなのに強気なせんせーと理性を保とうとするにきくん最高です、事後の会話がめっちゃ冷たくてにきしろらしいなって思いました笑