「捨てられた俺」

第7話｢過去の悲劇｣

俺はみんなと少し違う家庭で生まれた

それは

両親が"殺し屋"なことだ

～週末～

買った

両親が殺し屋だったとしても

俺はとても幸せだった

この日までは

誕生日当日

この日は2人とも仕事だった

だけどすぐ帰って

誕生日ケーキを買ってくる

...はずだった

地獄はここから始まった

この時お母さんは死んだ

でもまだ小さかった俺には分からなかった

騒ぎに駆けつけた隣人が

警察を呼び

俺はおばさんの家で暮らすことになった

だがおばさんは俺の事を気に入ってなく

散々こき使われ

俺は孤児院に

"捨てられた"

ここなら仲良くできる...

そう思ってたのは俺だけだった

孤児院に来てから

２週間経ったある日

それから地獄のような

日々が続いた

泣くのも

タメ語もだめ

泣いたりタメ語使ったら殴られる

機嫌を取れなかったら

よく分からないところに閉じ込められ

２、３日間は

食事もご飯もなし

ずっと閉じ込められてた

正直、もう死にたかった

だけど、死ぬのが怖くて生きてた

それから数年経ったある日

俺はいたたまれなくなって逃げだした

肺がひきちぎれそうになるくらい

必死に逃げた

当然追いかけてきたけど

足には自信があったから

全力で逃げた

しばらくして

あいつらの声は聞こえなくなった

逃げ切った俺は

もう生きる気力などなかった

せめて死ぬなら思い出のある場所にしようと

海に向かおうとした

でも俺の体はその場所に行く力も残っていなかった

そんな時会ったのが

"あき"だった

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝｢今からでも｣

脅威の261タップ笑

見てくれてありがとうございます！

次回もお楽しみに！