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バタンッ
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帰ってきた瞬間、
ここの空気が一気に息苦しくなった。
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そして、生きる希望を無くした子達がいっぱいいた。
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良いことを言ったと僕は思った。
でも、その言葉が響かなかった子達が沢山いた。
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指で数え切れない程の子供が居たのに、
今となってはもう50人くらいしかいなかった。
その中には_
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大切な人を亡くした子や
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沢山の死体でおかしくなった子や
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絶望した子もいた。
そして、
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みんなと生きたいって言ってた子も亡くなった。
その中で、一番静かだったのは、
僕だけだった。
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僕は、大切な人が死んだり、
おかしくなったり、
絶望したりはしない。
だって僕は。
僕自身が
"おかしいから"。
ガチャッ
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大量幼児自殺事件は、
あれで終わることは無く、
次々に幼児が亡くなっていった。
それを知った施設員達は、
世間にばらさないために、
証拠隠滅をし、
50人から10人も減った子供達を他の施設や里親に預けた。
僕はと言うと…
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スタスタ
新しい施設では、全然馴染めず、
一人、孤独だった。
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キリの悪い所で…😵💫