テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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私には心がありません

第2話 - 第二話　心の？？？

2025年01月12日

#第4回テノコン

#恋愛

gauzol

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

くい

ﾌｧｰ

ｶﾞﾁｬ

はあ、また始まるよ

私に対して不公平な世界が

くい

はあ、こんな世界から逃げ出したいよ、

くい

下いこ

ｶﾞﾁｬ

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

なんで人は、人を

信じるのだろう

信頼するのだろう

漬け込んでくるのだろう

漬け込むのだろう

気に食わないとなぜ人は

むかつくのだろう

そのものを敵に回すのだろう

裏切るのだろう

孤独にしようとするのだろう

いじめるのだろう

それをされた人はどうして

泣くのだろう

自殺しようとするのだろう

裏切られるとわかってるのにまた人を信じるのは

なぜだろう

くい

はあ、

くい

考えるのも辛い、

でも考えてしまう

人がなぜ、なぜ

自分のことしか考えていないのだろうと

くい

はあ、

くい

ため息ついてばっかだ、

くい

朝ごはん作ろ、

くい

何作ろう？

くい

時間はあるし、、

くい

フレンチトーストでも作るか、

ﾄﾝﾄﾝｼﾞｭｰｼﾞｭｰ

くい

よしできた！

くい

食べよ、。

くい

うん、いいんじゃない

くい

いただきます

ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ

味があんまわかんない

え？、

くい

あー、

くい

ついに味までわからなくなったか、、。

くい

辛いなﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

なんで

泣いてるんだろう、

くい

とりま、食べよ、。

ﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞﾓｸﾞ

くい

ご馳走様、

くい

学校の準備、しよ

ﾀｯﾀｯﾀｯ

ｶﾞﾁｬ

ｶﾞｻｺﾞｿｶﾞｻｶﾞｻｺﾞｿｺﾞｿ

くい

色々詰めて、お弁当、

くい

購買で買うか、めんど

くい

いっそ通学路で轢かれて死のうかなってなんて冗談通じないかw、、。

くい

はあ、

くい

もうそろいこ、

くい

いってきまーす、

くい

って誰もいないか、w。

ｶﾞﾁｬ

くい

はあ、

ﾄｺﾄｺﾄｺ

ﾌﾞｲｰﾝ、ﾌﾞｲｰﾝ

くい

いっそ今はひかれちゃおうかな、

くい

もう逝こう

ﾃｸﾃｸ

ﾌﾟｯﾌﾟｰﾌﾟｯﾌﾟｰｷｷｰｯ

くい

う、

ｸﾞｲﾝ

くい

え？

くい

死んでない、なんで、

健吾

っぶねー！

健吾

死んでないじゃねぇよ！

健吾

何あぶっねぇことしてんだ！

くい

なんで、なんで

くい

とめたの！

くい

死にたいから出たのに

くい

やっと決心できたのに、

くい

もう、いいから死のうと思ったのに、

くい

なんで、

健吾

この状況で助けない奴いるかよ、

健吾

お前同じクラスのくいだよな、

健吾

怪我はないか？

くい

なんで

健吾

ないなら行くぞ！

くい

聞いてる？

くい

なんでって聞いてるじゃん！

くい

なんでこんな体張って助けたの？

くい

ﾎﾞﾛﾎﾞﾛﾎﾞﾛﾎﾟﾛ

くい

な、ﾎﾟﾛんで、

健吾

体が勝手に動いてたんだよ、

くい

え？

くい

あ、

これ以上一緒にいたらダメだ、

逃げなきゃ！

くい

う、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

くい

ﾀｯ

ﾀｯﾀｯﾀｯ

健吾

助けなかったら、おまえ、絶対死んでたし、壊れてただろ、

健吾

くっ、

健吾

助けて良かった、

健吾

あいつみてないと、絶対いなくなる

健吾

壊れちまう、

くい

くっﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

くい

ｳﾞｱｰーー

くい

怖いよ、

くい

あの人は、なんなの、

くい

ｸﾞｯﾌｷﾌｷ

くい

学校行こ、

ﾃｸﾃｸﾃｸ

くい

はあ、

くい

さっきので死ねればここにはいなかったのにな、

くい

なんでだろ、

健吾

はあ、はあ

健吾

やばっおくれそう

健吾

放送行かなきゃ、

健吾

あ、

健吾

また自分を追い込んでる、

健吾

逆に聞きたいよ、

健吾

なんでお前は

健吾

そんなに人といないの？

健吾

人が嫌いなのか？

健吾

教えてくれ、

健吾

そしたら

健吾

ちょっとは救えるかもしれないだろ、

健吾

ｸﾞｯ

くい

はあ、

ｶﾀｯ

人は人に頼る

それが続いて、重度な思いになると

頼られる人は、頼る人に

漬け込まれる、

なのに人は、人に

話す、

助ける、

そばにいる

そんなんして自分になんの得になるのか

わからないのに

未来なんてわかるはずないのに

なんでそんな

希望に満ちた顔をしているの？

もしかしたら

裏切られて

孤独になるかもしれないんだよ、

私みたいに

心が腐るかもしれないんだよ

わたしにはその理解がつかない、

考えても

考えてもダメ、

だから、私には心が

あると信じれない、

私には心がありません

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